2010年01月19日
遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-6<市場化に伴う婚姻制度の変化>
昨今、婚姻に伴う選択的夫婦別姓の議論が話題を呼んでいます。こうしたことが議論になるのも、現在の婚姻制度が揺らぎ、行き詰まりをみせていることの現象事例であると考えます。
そこで本ブログでは、 「行き詰まりを見せる現在の婚姻制度=私有婚制度の成立構造を解明し、私有婚制度の本質とは何か?」をシリーズで考えています。
前回は、古代イラン高原で始まった略奪闘争から私有家族が成立し、それを背景に土地が家族単位で私有されていく構造を展開しました。
今回は、日本における土地と集団・婚姻の関係に着目し、中世から近世・近代にかけて、婚姻制度がどの変化していったかを追求してみたいと思います。
班田収受法による土地調査(周南市のHPからお借りしましたリンク)
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- posted by matuhide at : 2010年01月19日 | コメント (2件)| トラックバック (0)