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2009年08月04日

女性の結婚条件は、「三高」→「三低」→「三手」へ

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最近の男女の「結婚条件」について、結婚情報大手「マッチ・ドットコム」のアンケート結果を分析した記事が「オリコンビューティー&ヘルシー」にありましたので、紹介したいと思います。

一昔前の「三高」から、「三低」へ、さらに最近は「三手」となっているようです。


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以下引用

最近TV番組などで、スポーツ選手や芸能人同士の結婚など、おめでたいニュースをよく目にするようになったが、一般的な結婚観はどのようなものだろうか。恋愛・結婚サーチ大手の「マッチ・ドット・コム インターナショナル リミテッド」は、定期的な結婚事情調査の『第15回match.com 愛の調べ』で、“結婚条件編”をテーマとし、20歳~39歳の独身男女502名を対象にインターネットアンケートを実施。一昔前は、高収入、高学歴、高身長の「三高」が男性に求められていたが、今では、「手伝う(家事や育児への積極姿勢)」、「手を取り合う(お互いの理解と協力)」、「手をつなぐ(愛情)」の「三手」が、新たな「結婚3条件」のようだ。
まず、「結婚相手に求める条件」を聞いてみたところ、男女共にトップ3にランクインしたのは、【性格】(男性89%、女性92%)、【価値観】(男性77%、女性89%)、【愛情】(男性86%、女性83%)と、どれも内面を重視している傾向が強いことがわかった。
女性の結果を拾ってみると、「結婚後の2人の仕事」では、【結婚後、共働きを希望】が48%と約半数なのに対し、【専業主婦希望】が12%。また、「出産後の希望」では、【出産後に仕事復帰を希望】が65%という結果となった。
match.com恋愛・結婚アナリストの坂本裕美氏は「共働きと出産後仕事へ復帰を希望する未婚女性が多いため、男性には、経済面だけではなく、家事や育児など本当の意味での協力が求められていることがわかります。そのため、男女共に性格、価値観、愛情が上位にあげられ、内面を重視しているのではないか」と語る。
しかし女性は、「自分の年収に頼られるのは嫌ですか」の問いには、【はい】の回答が87%という事から、男性には、ある程度の経済力が前提になっているということもわかる。
10年程前までは「三高」(高収入、高学歴、高身長)が、女性が結婚相手に求める条件と言われていたが、ここ1、2年、「三低」(低姿勢「レディーファースト」、低リスク「公務員、資格保持者などリスクの低い安定した職業」、低依存「束縛しない、お互いの生活を尊重」)に変わったと言われてきた。
そして、さらに07年は、女性の社会進出が目立つようになったという背景もあり、「三高」「三低」に続いて、「三手(さんて)」の時代と言われはじめている。3つの「手」とは、「手伝う(家事や育児への積極姿勢)」、「手を取り合う(お互いの理解と協力)」、「手をつなぐ(愛情)」のことで、この要素が男性に求められ、男性と女性の対等な立場といった関係が、これからの“新たな結婚観”となりそうだ。
■アンケート結果
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以上引用終わり




独身女性が男性に求めるのは、2位:価値観、3位:愛情、4位:金銭感覚となっており、男性が女性に求める2位:愛情、3位:価値観、4位:興味の一致に対して微妙に違っているのが興味深いですね。女性は愛情より価値観の一致が上位に来ています。

女性は自らの価値観や生活スタイルを結婚によって変えずに維持し続けられることを重視しており、それを実現できる相手を求めていると見ることが出来そうです。

2005~6年に「三低」(低姿勢・低リスク・低依存)と言われた独身女性の結婚条件は、女性が自分の価値観を優先して相手に合わせてもらう、というニュアンスを感じますが、2007年からの傾向である「三手」(手伝う・手を取り合う(理解・協力)・手を繫ぐ(愛情))は自分だけ優先ではなく、一緒に協力しながら関係を作って行きたい、という意識の違いを感じます。

前回記事にあったように、現在は恋愛結婚が大部分を占めるようになり、離婚率(離婚件数/婚姻件数)は36%以上となっていますが、若者の男女関係は互いに自分を押付けあうものから、相手と協力し合い作り上げていくものへと変化しているのではないでしょうか。

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comments

外圧の変化によって婚姻形態が変化してゆき、性をめぐる規範も時代や地域によって異なっていくのですね。
あらためて人類の性欲がどのように生まれるのか?考えてみたくなりました。

  • chai-nom
  • 2009年11月8日 15:55

>このような複雑な婚姻形態を可能成らしめるものは人類だけが持つ、観念機能・共認機能に他なりません。<
人類は、この観念機能と共認機能で脳を進化させてきました。観念内容・共認内容を含む外部情報が脳を経由して性欲にスイッチを入れる仕組みのようです。
以下、
脳と性行動との関係についての一考察
─人間の性行動の特異性を考える─
http://www.bioethics.jp/naox_sexology-j.html より
—————————————————–
性中枢のように性に関する中枢は全て脳の中にある。性ホルモンの刺激も、外部からの刺激も全て脳を経由して伝達されている。さらに性行動の発現も全て脳によって行われている。その意味で、人間の性は脳であると言っても過言ではないだろう。性を科学的に解明していく最も有効な手段は、脳そのものを科学的に研究していくことではないだろうか。
(中略)
我々人間の性は、その人間が健康である限り生涯にわたって続けられるが、人間が他の動物と一線を画した性をもち、特異な脳の働きとそれによる性行為を行う動物であることを考えれば、必ずしも性器の結合ばかりが人間の性行為ではないといえるだろう。
脳の働きによる性行動、いわゆる心のふれあいによって人間は単なる生殖以上の価値をもつ性を手に入れたように思えてならない。

  • yooten
  • 2009年11月11日 22:29

moncler outlet village 共同体社会と人類婚姻史 | 本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類にとって性とは?(3) 生産様式の変化と婚姻形態の変化>

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