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2010年06月16日

本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て(プロローグ)

みなさん、こんにちは 😀
本ブログはブログ名の通り、共同体社会の社会構造婚姻様式について追求してきました。
20050710b5db9b28.jpg
画像はこちらからお借りしました
中でも「本格追求シリーズ」と銘打ったシリーズは、これまで「婚姻」の歴史的追求と構造化を図るべく、人類の”性”の本質とは何か?と言う視点から追究をスタートし、先回のシリーズでは世界婚姻史の構造化を行ってきました。

本格追求シリーズ1.人類の”性”の本質を探る
本格追求シリーズ2.世界婚姻史の構造解明

本格追求シリーズ第3段となる本シリーズも、「婚姻」の歴史追求と構造化を図るべく追求を行っていきますが、”性”を中心としたこれまでの視点とは少し違う視点から「婚姻」について考えて行きたいと考えています。
中身に入る前にポチッとよろしくお願いします

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広辞苑によれば「婚姻」とは「結婚すること」とした上で、「夫婦間の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で、その間に生まれた子が嫡出子として認められる関係」と定義しています。
この「婚姻」の定義には、私権時代(私権とは、私的権益あるいは私的権限を略したもの。人類史の過去3000年は財(金)、地位、異性(女)などの、全てが私権の対象となっていた。その結果過去3000年間は、誰もが私権の獲得=私権闘争に収束することによって統合される私権統合の社会となっていたと言うことが出来る)特有の価値観が多分に含まれていますが、「婚姻」とは単なる男女の結びつきだけではなく、「子供」を生み、育てること=「子育て」も含んでいると言う視点は重要であると思います。
これまで「婚姻」の追求は、主要に集団における男女の関係性と性の在り方、「(外圧に適応する為の)集団統合システムとしての性」に着目して追求してきましたが、「子育て」については、殆ど着目してきませんでした。
そこで、今回から始まる新シリーズにおいては、「子育て」の視点から婚姻様式や共同体社会の社会構造について追求して行きたいと考えています。
現在の日本社会を見ると、晩婚化や離婚率・未婚率の上昇など、男女間の関係が行き詰まりを見せ、草食男子や女子会の盛り上がりに見られるように、「性」を巡る活力そのものも衰弱傾向にあります。
同時に出生率の低下や虐待の増加、子育て不安の広がり、また乳幼児アトピーやアレルギーなどの肉体的問題の増加、ADHDなど精神的問題の増加など「子育て」に関する問題も、年々深刻さを増しています。
このことから考えても「婚姻」の問題と「子育て」の問題は密接に繋がっているであろうことが伺い知れます。
広く社会的にも言われていることですが、子育て不安の広がりが、未婚率の上昇に繋がっている可能性は高いと考えられます。
婚姻の問題を解決していくには、「男女間の性」の問題、「婚姻制度」の問題を解決するだけでは片手落ちであり、「子育て」の展望まで含めて可能性を見いだせてこそ、始めて婚姻問題の解決策が見えてくるのだと言うことが出来るのではないでしょうか。
今回から始まる「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」シリーズでは、以上の問題意識に基づいて、様々な角度から問題追及を行っていきたいと考えています。
シリーズとしては概ね全12回程度とし、以下の課題設定で考えています。
①現代社会の子育て問題の実態
②世界の子育ての状況(問題点と可能性) 
③日本の(村落)共同体社会に見る子育て 
④共同体社会(未開部族等)の子育て   
⑤これからの子育てを考える

今後毎週水曜日に記事UPの予定で追求していきますので、ご期待下さい
なお、こういう視点の追求も期待したい!と言うご意見があれば、ぜひともコメントをお願いします
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