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2009年5月31日

2009年05月31日

中山太郎の「日本婚姻史」から~共同婚~☆10☆「小糠三合持ったら婿に往くな」

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早いもので5月ももう終わりですね
さて、みなさんは『小糠三合持ったら婿に往くな』という言葉をきいたことがありますか?
私はこの本を読んで初めて知ったのですが、「男は、僅かでも財産があるならば、他家への入り婿や養子などをしないで独立して一家を立てるべきであるということ。婿はとかく気苦労が多いということ。」という意味だそうです。
入り婿や婿養子に気苦労が多いのは想像できるのですが、村落共同体が機能していた時代に村外からやってきたお婿さんや、村の若衆仲間から外れて婚姻関係を結んだお婿さんには、かなり大きな苦労=「婿いじめ」があったようです。
今回はその「婿いじめ」についてご紹介します。(※原文では「聟」の字が当てられていますが、ここでは「婿」で表します。)
☆画像は、婿いじめの名残と思われるお祭、福島県に残る「岡山の水かけ祭り」です。こちらからお借りしました。
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