2010年09月01日
「本格追求シリーズ3 共同体社会に学ぶ子育て」12 「教育」=「教える⇔教えられる」とはどういうことか?
前回に引き続き、「子どもの文化人類学」(原ひろ子著)より引用させていただきながら、インディアン社会での子育てを学びながら、現代教育の可能性・欠陥について考えていきます。
現代の日本(や大多数の国々)において、教える、教えられるという行動は「当たり前」のこととして捉えられていると思います。
「子どもの文化人類学」の著者である原氏も、「教えよう・教えられよう」とする意識的行動は人類に普遍的なものであり、実地調査の際には「その文化について教えていただく、その社会に住んでいるひとりひとりの人の生き方について教えていただく」という気持ちが必要であると考えておられるようです。
ところが、ヘヤー・インディアンの人々とも付き合ってみて、この考えを修正するに至ったとのこと。
- posted by doUob at : 2010年09月01日 | コメント (1件)| トラックバック (0)