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2010年02月17日

人類の進化 4 観念機能獲得 前夜 ~猿人段階~

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先が読めない現代にあって、私たちの足元から確認しようという試み「人類の進化」シリーズ。これまで、
『人類の進化-1  ヒトは何種類いたのか?』
『人類の進化-2  2足歩行は人類を形成した主要因ではない』
『人類の進化 3 人類進化の主要動因は過酷な生存圧力からの観念機能の発達』
と、お話をしてきました。
私たちのご先祖様を含めて、類人猿は様々に枝分かれし、適応を試みてきました。約700万年前から見て、二足歩行していたと思しき亜種はわかっているだけで27種。なかには同時代に並存していたと考えれらる種までいます。しかし、700万年後に生き残ったのは唯一 ホモサピエンス=人類だけでした。この事実は何を意味するのでしょう。
前回までの記事で、私たち人類を人類たらしめているのは、観念機能であることが浮かび上がってきました。二足歩行の上、さらに脳の高機能化をはかった種が観念機能の獲得に至ったわけです。
今日は、その前夜 猿人段階でのご先祖様にスポットを当ててみます。るいネットの関連投稿【人類の拡散と観念機能の進化①~猿人段階~】(西谷さん)を紹介します。
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2010年02月16日

日本婚姻史1~その2:日本人の原型を形作った縄文人を取り巻く環境

 シリーズ『日本婚姻史1』では、縄文時代にまで遡って婚姻の歴史を探り、その構造を明らかにして、社会秩序の崩壊⇒新秩序形成にむけての足がかりにしたいと考えています。
第1回「日本婚姻史1~その1:縄文の婚姻性の根底部にあるもの~期待応合」 では、肢の指の先祖返りによって、樹の上に棲めるというサル時代の最大の武器を失い、想像を絶する逆境に陥った人類が、性闘争本能を完全に封印し、「なんとかして」という期待に応える「期待応合の共認圧力」を、男と女の紐帯として、婚姻関係や集団を形成してきたことを示しました。
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画像はこちらよりお借りしました。
これから数回に渡って、縄文時代の婚姻様式を探る予定ですが、「実現論 前史」には、採取時代の婚姻様式について次のように書かれています。
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2010年02月13日

日本語の成り立ち(文字編)2’~同化&造語能力の秘訣は柔軟性~

先回記事『日本語の成り立ち(文字編)2~日本語の優秀性~』に関連して面白いメルマガ記事を見つけたので引用紹介しておきます。
%E6%BA%80%E5%B7%9E%E5%88%87%E6%89%8B.jpg‘満州国’の切手 『ことばの散歩道』さんよりお借りしました。
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2010年02月10日

人類の進化 3 人類進化の主要動因は過酷な生存圧力からの観念機能の発達

一般学説では人類と猿など他の霊長類との違いを二足歩行にもとめている説が多いようですが、それ自体、間違ってはいませんが、それは進化の結果であって、あくまで、人類進化上、猿など他の霊長類との一番の違いは過酷な生存圧力からの観念機能(脳)の発達だと思われます。
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脳(前頭葉皮質)の比較
新シリーズ「人類の進化」の第3回目は、人類進化に関して書かれた「るいネット」の記事から、
岡本さんの【人類の進化】の投稿を紹介します。
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2010年02月09日

日本婚姻史1~その1:縄文の婚姻性の根底部にあるもの~期待応合

みなさんこんちには、新シリーズ『日本婚姻史1』をお届けします。
前回シリーズ『遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造』では、人類史における婚姻制度と社会状況の構造解明を行い、現在の婚姻制度【私有婚】の成立構造を解明してきました。
日本も西アジアに端を発した略奪闘争に巻きもまれ、私権社会へと転換していくのですが、東アジア、特に日本は西洋とは異なる道筋をたどることになります。

西洋人は皆殺しの掠奪闘争によって警戒心と自我の塊となっていったが、東洋の方は、皆殺しではなく概ね服属の形をとったので、氏族集団の色彩が強く残っている。中でも掠奪闘争が始まる前に日本に漂着した縄文人≒日本人は、2千年前まで掠奪闘争を知らずに人類本来の本源集団を維持していた、先進国には稀有な本源性の強い民族である。
実現論
「序文:ニ.起点は、私婚⇒私権の共認と私権闘争」
より

それ故、日本民族は縄文体質(=共同体的資質)を色濃く残すことになったのです。昭和まで続いていた農村での“夜這い婚”はその典型ですね。
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写真はコチラから
そこで、新シリーズ『日本婚姻史1』では、縄文時代にまで遡り日本での婚姻の歴史を遡り、その構造を明らかにして、社会秩序の崩壊⇒新秩序形成にむけての足がかりにしたいと考えています。
まず、第1回の今回は、私権時代以前、始原人類の婚姻を受継ぐ縄文時代の婚姻の基底部にあるものは何か?に迫ります。
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2010年02月06日

「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その②~ネットにおけるツールの進化~

世界のつぶやきが聞こえるツイッター


前回の記事:「共認運動の実現構造と、ネットの可能性 」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~
に引き続き、「共認運動の実現構造とネットの可能性」を探っていきます。
まずは、前回に引き続き9年前に投稿されたるいネットの記事「共認革命シリーズ」から紹介します。
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2010年02月04日

日本語の成り立ち(文字編)2~日本語(文字)の優秀性~

オバマ大統領は「奥巴馬」か「欧巴馬」か、漢字表記で米中対立のニュースが以前ありましたが、同じ漢字圏でも中国と比べ日本語には、漢字以外にも平仮名・片仮名を使用しています。今日は『日本語の成り立ち(文字編)1』に続き、日本語(文字)の優秀性についてまとめてみたいと思います。
世界の文字体系は大きく表語(表意)文字表音文字に分けられます。
表語(表意)文字は、象形文字に起源を持ち、原則として一つ一つの文字で言語の一つ一つの語や意味をなします。漢字が代表例ですね。
表音文字は、特定の順序につながって語の発音を表すことで意味をなす。アルファベットが代表例ですね。
我々が使っている日本語は、漢字という表語(表意)文字と、ひらがな、カタカナという2種類の表音文字を持ち、表記法は世界でも最も複雑なものですが、それらを駆使して外国語を自在に取り込んでしまう能力において、日本語は世界の言語の中でもユニークな存在であると言えます。この日本語の特徴は、自然に生まれたものではなく。我々の祖先が漢字との格闘を通じて生みだしたものだと考えられます。
それでは日本語(文字)の優秀性を見てみたいと思います。
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2010年02月03日

人類の進化-2  2足歩行は人類を形成した主要因ではない

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現存する生物のうち、直立二足歩行が可能な生物は、人類だけである。
したがって、人類の進化(特に注目されるのが知能進化)は、2足歩行→道具使用による知能進化という説がいわれているようですが、
この説は、本当に人類進化の本質をとらえているのでしょうか?
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2010年02月02日

「共認運動の実現構造と、ネットの可能性 」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~

◆『結婚しない、子供を産まない日本人』→このままでは日本人は滅ぶ?!と心配になります。
自民党→民主党に政権も交代して、色々な社会問題も改善が議論されています。が、その議論はあまりにも目先的だと感じます。
社会制度の最基底部は、男女の関係に規定されています。
一方で、この分野を真剣に追及した学者が誰もいないし、男女関係、性、結婚などをサイトで探索すると、女性週刊誌的な「恋愛論」や、男性誌の「アダルト系」や、「結婚相談所」のサイト、「ジェンダーフリー」のサイトなどなどに吸い寄せられて、まじめに議論できるサイトがほとんど無ありません。
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■上記フロー図は、るいグループ:グランドセオリー「マスコミが伝えない事実がここにある」からお借りしました。

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2010年02月01日

遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-まとめ

遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造シリーズは、
第1回<遊牧部族の父系制転換①>
第2回<遊牧部族の父系制転換②>
第3回<略奪闘争、同類殺し(=戦争)は本能には無い。鍵は集団の「共認内容」>
第4回<遊牧部族の父系制転換~略奪闘争まで、集団の共認内容の変貌>
第5回<私有婚家族の成立と土地の私有>
第6回<市場化に伴う婚姻制度の変化>
第7回<家庭とは何か?>
と、全7回に渡り、人類史における婚姻制度と社会状況の構造解明を行い、現在の婚姻制度【私有婚】の成立構造を解明してきました。
11/29なんでや劇場レポート(1)性欲が出てこないのはなんで?⇒秩序崩壊の不安と焦り>で、まとめられているように、現代の性欲の衰弱は世代を問わない深刻な問題であり、生物にとって異常事態と言っても過言ではない状態です。
社会秩序の崩壊⇒新秩序形成のためには、崩壊状況にある旧秩序の根底にある婚姻制度自体の歴史変遷における実態を、捉え直し考える事が必要であり、【私有婚】に至る構造認識を展開して参りました。今回は全7回に渡る投稿の、総集編としてポイントをまとめました。
新秩序形成に向けて、皆さんの思考の土台となれば幸いです。
では、続きに行く前に、応援よろしくお願いします。

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