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2010年01月03日

本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類の性欲構造5 哺乳類と人類の性欲構造の違い>

こんにちは。今回は人類の性欲の構造について考えてみたいと思います。
前回(http://bbs.jinruisi.net/blog/2009/12/000716.html)は、哺乳類一般の性システムとサル・人類の性システムの違いを、哺乳類における雌の排卵形式の違いに注目し、
「哺乳類一般は、自然外圧に強く支配された性システムであるのに対し、サル・人類は、共認機能により、性周期(本能)をコントロールして本能を再統合するシステムであるのではないか」
という仮説をたてました。
今回はこの仮説を検証するため、哺乳類一般の性システムと人類の性システム、性欲構造の違いに注目して、仲間と考えてみました。
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”共認の性”を実現した人類の女性
(画像はこちらからいただきましたhttp://blog.katei-x.net/blog/2009/02/000753.html
本編に入る前に応援よろしくお願いします。

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■哺乳類一般の性欲構造

哺乳類一般の性欲構造は、次のような構造になっています。


●哺乳類一般の性欲構造
雌が発情期に発情 → 雌が発情によりフェロモンを分泌 → フェロモンを感知し雄も発情 → 性闘争

例えば発情期に雌犬を散歩させていると、雌犬の発するフェロモンに反応して雄犬が雌犬に近寄ってくるのも上記の構造に当てはまります。猫やサルも雌のフェロモンにより雄が発情する構造になっています。
発情のメカニズムは雌の発情期にのみ作動することから、発情が本能によりコントロールされていること、また性欲のスイッチが雌発であることがポイントです。
※これまで、哺乳類一般とサル・人類に分けて性の構造を考えてきましたが、どうやらサルと人類の間でも性欲構造が異なるため、以降は人類について考えていきます。

■人類の性欲構造

一方で、人類の場合は発情期がありませんので、性欲構造は上記とは全く異なる構造になっています。
人類は発情期がなく、年中発情しており、365日交尾(SEX)が可能な状態になっています。
人類の歴史500万年のうち、499万年間は過酷な自然環境下で集団で洞窟等に隠れ住み、なんとか生き延びるという極限状態でした(1万年前に弓矢を獲得し、その後農耕がはじまる)。現代の我々も含め、人類の性欲構造は、この499万年間の過酷な時代を通して形成されたと考えるのが妥当であることから、当時の状況を推測しながら人類の性の構造を考えてみます。
この499万年間の過酷な自然外圧にさらされた人類は、暑さ、寒さ、飢え、病気、外敵(例えば犬の群れですら脅威であったはず)の存在など、絶え間ない労苦により大きな不全感に苛まれていたであろうことは容易に想像ができます。そんな状況でなんとか喜びを見つけ、そこに希望を見出すことで極限状態を乗り切っていたと考えられます。その喜びこそが、男女の“性”であり“性行為”であったと考えられます。圧倒的な不全感を性によって解消するということを、男女双方が共認していたことが、生殖という本能の次元を超えた人類独自の性のメカニズムに繋がっていったと考えらます。

実現論 ト.人類の雌雄分化と人類の弱点
>人類のメスは(首雄でも防ぎ切れない)飢えや怯えに晒され、サル以来はじめて自らの不全感を直撃されたメスは専ら解脱収束を強め、強力な解脱収束⇒ 性機能収束回路(エンドルフィンとドーパミンの快感回路)を形成していった。だから、人類の女は徹頭徹尾、応望存在であり、自らの役割欠損を専ら性機能に 収束させてゆく性的存在である。もちろん、それら全ては首雄の期待に応えて役割充足を得る為であり、従って男たちはそんな女たちを、純粋にかつ積極的に肯定視してきた。それどころか、樹上機能を失い、絶望的な状況下に置かれたカタワのサル=人類が、その極限時代五〇〇万年間を生き延びることが出来たのは、 性と踊りをはじめとする強力な解脱充足回路を形成し得たからであり、もしそれがなければ、人類は生きる希望を失って早々に絶滅していたであろう。


つまり、哺乳類の「発情期による雌発情→雄発情」というメカニズムを超え、本能レベルでの子孫を残すという目的だけではない“性”の構造が、上記の極限時代において、本能機能を超えた共認機能のレベルで形成、塗り重ねられていったと考えられます。

だからこそ現代社会でも“性”が最大の活力源として機能しているわけです。
人類の性欲構造をまとめると次のような構造になります。


●人類の性欲構造
外圧(生存圧力) → 不全(男女双方) ⇒ 不全解消期待(男女双方) → 年中発情

性行為にも“子孫を残すための性”と“充足のための性”の2種類があることがわかりました。
恐らくこの“本能機能による性(=子孫を残すための性)”から“共認機能による性(=充足のための性)”への転換は、皆(とりあわけ極限時代においてはボス)の不全を解消するために、女性側の“排卵と密接に結びついた発情”を排卵から切り離したことで実現した、つまり“女”発で進んだ可能性が高いと考えられます。これが、「人類の女=応望存在、性的存在」たる所以と言えるでしょう。
ここで、生殖を目的とした性欲における男女の違いについて簡単に見てみると、男性側はたくさん子孫を残したい(自分の遺伝子をたくさん残したい)という本能が存在し、それが性欲と繋がっています。一方で女性側は、生涯に産める子供の数が限られており、生まれてくる子供は適応弱者であるため子育てに手がかかります。だからこそ、安心して子育てをできる環境が何よりも重要になるため、男性側に安心基盤を求めており、この安心基盤が確保されそうな相手に対してのみ閂本能が解除され、性欲が作動する仕組みになっているのではないか、と考えられます。
哺乳類の場合、雄の生殖欲求満たす上で、周りの雄は全て敵となるため、必然的に雌を獲得するための性闘争が引き起こされます。雌はこの性闘争の勝者(=強者)にのみ閂を解除して交尾するという構造になっています。これは適応淘汰の原理に則った構造と言えます。なお、発情状態の雌でなければ雄の生殖欲求は満たされないため、人類のように発情期以外に雄が雌に交尾をせまることはまずありません。
極限時代の人類は強烈な外圧に適応するため集団を形成(=集団適応)しており、“男の生殖欲求→性闘争本能”を放置すると、男たちが女をめぐる血みどろの闘争を行い、たちまち集団は崩壊・全滅してしまいます。男たちが女をめぐる性闘争をしているような状況では、凄まじい外圧に対峙することはできません。そのため、性闘争本能を“集団の存続が第一”という皆の共認によって完全に封鎖していました。
女達は男達、とりわけ首雄に安心基盤の構築を期待し、期待に応えてくれる男=首雄にのみ閂を解除するだけでなく首雄の不全を解消すべく、ひたすらに性期待(=不全解消期待)に応えてきたことが、年中発情に繋がったと考えられます。

このように見てくると、人類は共認機能によって年中発情を可能にしただけではなく、共認(+観念)機能によって生殖欲求に基づいた性闘争本能や閂本能さえもコントロールすることができるようになったと言えます。

※逆に言うと、共認機能によって性闘争本能・閂本能を制御することが可能になったからこそ、共認の性による年中発情が可能になったとも言えます。性闘争を封鎖せずに年中発情を行うと、あっという間に滅びてしまいます。性闘争の封鎖を解いた私権時代は、力の原理(本能に基づいた序列共認)と制度という観念によって無理やり社会統合してきましたが、非常に無理のある統合と言わざるをえません。だからこそ“力のゆるみ”が出れば性犯罪や反集団行動が常態化し社会がガタガタになります。

■現代の性

翻って、現代社会の性についてみてみます。
人類は、発情期がなく365日交尾(SEX)が可能な状態のため、特に若い男性の場合は年中性欲のスイッチはONになっている状態ですが、昨今の若者男性の草食化(草食男子)に見られる通り、現代日本の若者男性の性欲は相当衰弱しているのが現状です。
1970年以降の貧困の消滅による生存圧力の克服と物的飽和が一因ですが、それに加えて昨今の社会閉塞(≒収束不全)、今後何が起こるかわからないという漠然たる不安感から、適応本能のレベルで性を一旦棚上げにして、可能性探索に向かっている、という分析もあります。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2009/12/000704.html

過去500万年間に渡り衰弱することのなかった若者男性の性欲が、ここ日本において急速に衰弱しているということは、本能レベルでの秩序崩壊と呼べるものです。

 では今後、男女の性はどこに向かっていくのでしょうか?
この「本格追及シリーズ」で追及していたように、“本源の性”を再生する方向に向かうのか、それとも、“本源の性”を塗り重ねた第3の性(本源の性→自我の性→?)を形成するのか? 
このような問題についても、今後も追及していきたいと思います。
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