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2010年04月16日

「男女雇用機会均等法」に関する記事紹介3~もうひとつのカルト思想~

シリーズ
でお届けしています「るいネット」の秀作紹介です。
これからの男女関係や制度について考えていきたいと思います。
今回は、『男女雇用機会均等法』に関する記事紹介3~もうひとつのカルト思想~
を紹介します。
ここで「もうひとつのカルト思想」とありますが、
そのひとつとは
『社会主義思想、共産主義思想』であり、20世紀の猛威とされていたもの。
そして、今回のテーマである「もうひとつ」とは
『男女平等思想』です。
21世紀の日本に大きな災いを引き起こすであろうその中味を見ていきたいと思います。
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この『男女平等思想』は、21世紀の日本に大きな災いを引き起こしつつあり、現在も進行中です。
男女同権という思想(フェミニズム)とは何か?歴史を辿ると「フランス革命」に行き着きます。
「権利」を男性にのみ与えている事を問題視した女性による抗議運動が発端だったのですが、要するに評価されない女性による反発(権利要求)である事が分かります。
以下投稿文の引用です。

◆もうひとつのカルト思想 平成13年12月2日
21世紀になって社会主義カルトは大きな傷跡を残して消滅しましたが、今、猛威を振るっているもうひとつのカルト思想があります。それは、「男女平等カルト思想」です。このカルト思想はわが国では、「夫婦別姓」、「家庭内暴力」、「セクハラ」、「主婦業の敵視」など、様々な形で人々の心、家庭、社会を蝕みつつあります。
虚構の上に成り立っているという点では、社会主義思想も男女平等思想も同様と言えると思います。今の男女平等思想は男女の能力差、適性の相違等がすべてないことを前提にしていますが、これには何の根拠もありません。人類の歴史を振り返ってみれば、大昔から男女が役割を分担して来たことは明白です。いかなる人種も民族も、いつの時代もこの点に変わりはありませんでした。人間は男女平等を求める人達が夢想するような生き物ではないのです。

😀 ここでのポイントは、今の男女平等思想とは 男女の能力差 適性の相違等がすべてないことを前提にしているという事です。
これは生物的にも何の根拠もなく、これを正とするのは近代観念のなせる業です。
また、この近代観念をいち早く取り入れたのがスウェーデン。
男女平等には徹底した個人主義が基本であり、それは結果的に集団を破壊し、下記の引用の様な社会秩序の崩壊に繋がっています。

月刊誌「正論」1月号の「そんなに家族を壊したいのか」(東京女子大学教授 林 道義)と言う記事で、男女平等の先進国スウェーデンで起きていることが次のように紹介されていました。
「スウェーデンの国家的破綻」
スウェーデンでは離婚率が50%だと言うことだけはよく知られている。では、犯罪率はどのくらいか、知っている人は少ない。犯罪率が人口当たりアメリカの4倍、日本の7倍。強姦が日本の20倍以上、強盗が100倍である(武田龍夫『福祉国家の闘い』中公新書、2001年)。何と、スウェーデンという国は世界に冠たる犯罪王国なのだ。この驚くべき数字は高い離婚率や家庭育児の激減と決して無関係ではない。つまり家庭で子供を育てていないために親の愛情不足が生じ、それによってまず子供の犯罪が増え、やがて彼らが成人すると大人の犯罪が増える。共働きの増加と離婚率の増加と犯罪の増加は完全に比例しているのである。
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「男女平等の先進国スェーデンが、犯罪率が日本の7倍、強姦が日本の20倍以上、強盗が100倍である(2001年段階で)」という事態も、そもそもの男女平等の非現実性(欺瞞観念のため)によるのだといえます。

😀 では、女性の欠乏は本当は何だったのでしょうか?
下記は平塚雷鳥による女性解放運動ですが、男女同権を主張したものではなく、女性がもつ潜在的な能力を発揮できる社会を望んでいる事が分かります。

「女性の社会進出」西村秀彦氏
『元始、女性は実に太陽であった。』
平塚雷鳥により、1911年に婦人文芸誌「青鞜」創刊の辞に記された有名な文言である。
しかし、この初期の女性運動は、男女同権を求めるものでも、女性の権利を主張するものでもなかった。私権時代に抑圧されてきた女としての役割を、社会においてまっとうに果たしたいという思いが根底にあった。
それは、同じ創刊の辞の後半部に見ることができる。
『~前略~女子が男子と同等の教育の機会を与えられていない現状は残念ではあるが、致命的ではない。知識は真の智への手段の一つに過ぎない。学者であって真を見ること困難な盲者は、男性にも多い。無暗に男性を羨み、男性に真似て、彼等の歩んだ同じ道を少し遅れて歩もうとする女性を、私は見たくない。 ~中略~ 然らば私の希う真の自由とは解放とは何だろう。潜める天才を、偉大なる潜在能力を十二分に発揮させる事に外ならぬ。~後略~』
この素直な女の社会的役割欠乏が権利要求運動へと歪曲されていったのは、欧米近代思想(個人主義、女権論~男女同権論etc.)の流入によるところが大きい。
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そして、上記のように日本での女性の社会進出は、そういった近代思想の権利概念に毒されるまでは、純粋な社会的役割欠乏の発露であったともいえます。

「同権より能力拡大」 西知子さん
最大限お互いの特性を伸ばしていこうとするなら、語学とかスポーツとかの能力は鍛えようとするのに、何で男らしさや女らしさだけは無くそうとするのか、さっぱり理解できません。
“男”“女”という性別は、ただの属性なんかじゃなく、生物の遺伝子にすでに組み込まれた能力なんだから、むしろ「これを活かさなくてどうする」って思います。
「天性の才能は伸ばしたらいいんじゃない?」って素朴に思ってます。
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今こそ、男女平等という支配観念の呪縛から解き放たれ、天性の才能ともいえる「男らしさ」「女らしさ」を鍛えて、持てる能力や果たせる役割を拡大していくべき時代に入っているのではないでしょうか?
そのことが男性女性ともに潜在能力の拡大につながり、ひいては(企業)集団や社会の活力上昇につながっていくのだと思います。

改めて、近代における男女の歴史を捉えなおす中で、近代思想がいかに本質とかけ離れた内容であるかが分かります。
(真っ当な潜在的欠乏さえもねじ曲げられた可能性も否定出来ません。)
これからの社会は「男女の役割を共認すること」が、可能性に繋がるのだと思います。
では、次回もお楽しみに

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comments

たった2丁の火縄銃が完コピされて日本中に出回ったのを見た西欧人は驚くのを通り越して恐怖にかられたんでしょうな。。
モノゴトに完全に同化してしまう日本人の能力、今後に生かしてゆきたいところです。

  • 二階堂定晴
  • 2010年8月17日 19:58

何故、日本一国が外国から占領されなかったのか?
考えてみたら不思議な話ですが、今まではなんとなく極東の島国で偶然免れたのだろうくらいにしか思っていませんでした。
伝来された鉄砲をあっという間に増産してしまう技術力と全国に広めてしまう贈与体質に、日本人の勤勉性とお人よしさを感じ、改めて西洋人には無い可能性を感じました。

  • かつまた
  • 2010年8月17日 20:07

日本一国が、侵略を免れたのか?>新奇な物に遭遇した時の日本人の好奇心と、優れた対応とその機敏さが直接の防御力になったのは間違いないだろうが、根底には日本人の持つ同化能力の凄さが西欧列強の侵略の騙しを見抜き、凌駕したのではないのだろうか。

  • 匿名
  • 2010年8月17日 20:16

引用した投稿の中で
キリスト教禁圧の原因は・・・とか
キリスト教の矛盾を突く日本人、、
で分かるように日本人は身近で起きていることに関しては
当時者度が高く、考えて来たのだと思う。
逆に言うと問題に直面するまで考えないので、社会全体や世界を
取り巻く問題は考えられずに滅亡してしまうと言うことかも知れません。
だから日本人の同化能力をさらにレベルUPさせ、当事者として
考えられる日本人になる必要があります。

  • tensen
  • 2010年8月17日 20:17

確かにキリスト教伝来の時は、日本の危機を感じて対応をしていますね。他の時は、何故何も考えなかったのでしょうね。
明治維新も第二次大戦の時も、近代思想が大衆の欠乏をうまくくすぐったわけで、キリスト教の場合は日本の信仰心とあまりにもかけ離れていた=誰もが違和感を感じたということでしょうか?

  • nishipa
  • 2010年8月17日 22:34

共同体社会と人類婚姻史 | 日本人の可能性⑦~なぜ、日本一国が、侵略を免れたのか?(先兵ザビエルの到来)~

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