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2009年12月14日

2009年12月14日

遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-1<遊牧部族の父系制転換①>

11/29なんでや劇場レポート(1)性欲が出てこないのはなんで?⇒秩序崩壊の不安と焦り>で、まとめられているように、現代の性欲の衰弱は世代を問わない深刻な問題であり、生物にとって異常事態と言っても過言ではない状態だと考えます。
この問題は、なんでや劇場でも分析されているように、現在の秩序が崩壊or消滅しようとしているにもかかわらず、新しい秩序は登場してこない状態に起因しているようです。
社会秩序が崩壊してゆく感覚、しかも新しい秩序が見えない(分からない)“不安と焦り”が、性欲さえ「それどころではない」と脇に押しやるほどの強い力を持った“得体の知れない不安と焦り”の生んでいるようです。
男女間の性に関して考える上で、その最基底部あるのが婚姻制度で、一つの秩序体系となっていますが、現代の晩婚・未婚・離婚、またセックスレス・少子化問題等、既存の秩序に収束できなくなっている状況が現在顕在化しています。
社会秩序の崩壊⇒新秩序形成のためには、崩壊状況にある旧秩序の根底にある婚姻制度自体の歴史変遷における実態を、捉え直し考える必要があると考えます。
このシリーズでは、<遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造>と題し、人類史における婚姻制度と社会状況の構造解明を行い、現在の婚姻制度(私有婚!?)の成立構造を解明していきたいと思います。
km075011.jpg
<画像引用元はこちら
第一回目は始原人類がとっていた、母系社会から“私有婚”の起点となる父系社会への大転換をみてみたいと思います。
その前に応援よろしくお願いします。

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