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2006年11月14日

倭人(わじん)の意味?

倭人(わじん)、倭国(わこく)これは日本人や日本の国をあらわす言葉です。
これは記録に残るもので、古いものには後漢の班固が撰んだ『前漢書』に「楽浪の海中倭人あり、分かれて百余国となる・・・」とあることから、少なくともA.D.25年以前(日本では弥生時代)からそう呼ばれているようです。
倭人(わじん)、倭国(わこく)を誰が最初に使い出したか(名付け親)は大きく分けて2説あるようで、 一つは中国人がそう呼んだと言う説(※詳しくは 『新しい日本の歴史』No12 倭人・倭国・日本・ジャパン 参照)
もう一つは日本人自らそう呼んだと言う自称説(※詳しくは『歴史言語学と日本語の起源』第五話 「倭国」「倭人」の語源は何か?
人類の対象同化能力(外識機能→内識機能)から考えれば、先ずは自分以外の外の対象を捉え『様子(外識)』→『特徴(外識)』→『称号(内識)』→『名称(内識)』と内識機能によって名付けられることが自然だ思うので、私は倭人(わじん)、倭国(わこく)とは自分以外の誰かによって名付けられた=中国人によって名付けられたと言う前者が正解であると考えています。 🙄
では、倭人(わじん)とはどんな意味があるのでしょうか?
(古代の日本人はどのように見られていたのでしょうか?)
ちょっと興味惹かれちゃった方、以下をポチットクリックしてね

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『新しい日本の歴史』 No12 倭人・倭国・日本・ジャパン より 
倭を分解すると、人と禾と女になります。
① 禾は、あわ。いね。禾科(カホン)の植物、または穀物の総称と辞書にあります。
象形文字で、しなやかに穂がたれた低い粟の姿から出来た文字です。
② 禾に女が加わり、委です。しなやかに力なく垂れる様子。
委は字音は、い(ゐ) 意読は、ゆだねる(ゆだぬ)/ まかせる(まかす)/ すてる(すつ)/
おちる(おつ)/ すえ(すゑ)/ つまびらかに
意味—カシオのEX-wordには
ゆだねる(他人のいいなりになる)。 / まかせる(なりゆきのままになる)。
すてる(手を離してほっておく)。 / おちる(ためておいてある)。
曲がりくねったさま。 / すえ(曲がりくねった端)
つまびらかに。細かい末端まで。
「字通」には
委は稲魂を被って舞う女の形で、その姿のしなやかなさまをいう。--形声
意味はしたがう、低い姿勢。/ 倭遅は、はるかに連なるさま/ わが国の古名。
同声には、萎、痿、逶、があり勿論、すべて「い」と読み、すべて意味は、しなだれて、ぐんにゃりしているさまです。
「矮」――「わい」意味は、短くて曲がっているさま。
中国でも、「倭」を使った熟語は、少ないらしく、「倭遅」しか掲載されていません。
中国の資料に掲載されているのは、「倭奴」「倭寇」「倭種」「倭漢」「倭刀」「倭人」
とあり、すべて、倭の字は、日本の意味で使われています。案外、「倭」の字は、日本人を現すために作られた漢字かも知れません。
【稲をつくる人種で、女性のようになよなよした、腰の低い人たち】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・だそうです。
面白いですね。
なかなか的確な漢字を当てはめていると思いませんか?
現代の日本人を見ても『倭』に当てはまる要素は多分にありますね!

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comments

こんばんは、サハルです。
人口の急増の件ですが、なるほど渡来人が増えたとしても、彼らが生きていく為の食糧確保が必要なので、稲作の定着=生産量の拡大が人口増の必要条件の様な気がします。
当時の稲作面積の増加のデーターなどはないのでしょうか。

  • サハル
  • 2006年11月24日 18:19

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