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2007年03月10日

母系なのに嫁入りって?=母系社会の3つの形態=

母系・父系の継承について>で、母系社会を男女の移籍という視点でみると、大きく3つのタイプに分かれると書きましたが、もっとも反響を呼んだ嫁入り婚でありながら母系という、摩訶不思議なトロブリアンド諸島の社会を紹介します。(↓こんな人たち)
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2007年03月07日

母系民族の分布

母系社会探求の参考に、最近まで母系を継承していた民族の、大陸ごとの分布地図を引用しておきまーす ↓クリックすると大きなるで
先住民族の居住地域』ともすり合わせしたいですね。
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須藤健一著『母系社会の構造 サンゴ礁の島々の民族誌』より

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2007年03月06日

『ジャワ人の家族関係』

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双系社会であるジャワ人には「集うておれば食足らずとも苦しからず」という諺があるそうです。(インドネシア専科より)
この諺の中に、ジャワ人のもつ本源性と双系社会故の共同体意識が凝縮されているような気がします。

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2007年03月05日

イロクォイ部族連合~血族の固い絆で統合された共同体社会

『アメリカ先住民:イロクォイ族の母系社会』の続きです。今回は、イロクォイ部族連合の集団統合に迫ってみます。
“連合体”というと、異なる集団同士がお互いの共通する利益や目的のために形成する、というようなイメージを持ちますが、イロクォイ部族連合はそれとは異なります。
現代にみられる、武力や経済力を背景とした序列による垂直統合された連合体でもないし、取引・共生関係による各集団が並列に統合された連合体でもありません。
母系氏族を基盤とした血族の固い絆=性を基盤とする、有機的・複層的に各部族が統合された“連合体”です。

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2007年03月03日

ミクロネシア、サタワル島の母系社会

アメリカ先住民:イロクォイ族の母系社会と同様、妻方居住の婿入り婚をとるミクロネシア、サタワル島の母系社会を紹介します。
サタワルの母系社会は、母系の出自による集団編成(母系の血筋を同じくする女性たちと婿入りしてきた夫たちとその子供および養子)で、生産手段の共有と生産物の共同分配・共同消費という体制をとる。そして、母系出自集団の財や集団の特権や地位は、母系の相続・継承法に基づいて次世代へと受け継がれてゆく。
このように妻方同居の母系社会は、女性(姉妹)が母系一族の本拠地にとどまり、一定の財を共有・管理して生産活動を営み、家事と育児を共同で行うという仕組みを基盤にしている。一方で、女性(姉妹)の兄弟が、婿にでた遠方から、姉妹や母系集団の統率者としてコントロールしており(夫は妻の兄弟には頭が上がらない)、夫婦関係ではなく兄弟姉妹関係を核として成り立っている社会ともいえる。
男性からみれば、出自母系集団と婿入り先の母系集団のあいだで板ばさみの境遇に置かれる体制ともいえ、サタワルでは、父-子相続も一部認めるなどの制度によってこの対立関係を緩和している。(筆者注:これは母系集団の解体ベクトルをもつ。)

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2007年03月01日

性的に「ふしだら」と言われたりする民族が、本源性が高いようです。

タイ北部の山岳地帯には、20を超える種類の少数民族が暮らしているそうです。

峻険な山岳地帯の奥深くにひっそりと咲く花。身を隠すように深山の谷間や山の頂き周辺に集落を築き、豚や鶏や水牛を養い、斜面を耕作して焼畑農業を行い、そして精霊と共に生きるチャオカオ(山の民)。山に住む者たちの多くは朗らかに叫ぶ。「山の上こそ、精霊たちと共に生きる俺たちの本当の天地である!」・・と。

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アカ族の村 タイ北部の女性たちに詳しい。
その中でも性的におおらかなアカ族を紹介したいと思います。

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2007年02月28日

アイヌ人は、妻を借りていた?

「アイヌ民族はシサム(和人)が渡来するより古くから日本列島に住んでいた先住民だよ、とエカシ(長老)・フチ(媼(オウナ))より伝えられています。
祖先は、この地をアイヌモシリ(人間の静かなる大地)と呼び、自然界をカムイ(神々)として謙虚に祈り、自然の恵みに感謝をし、「カムイありて我あり、我ありてカムイあり」との互助精神で、自然を改造・破壊・汚染することなく生活してきた民族です。」

アイヌ人は、縄文文化を維持して生きて来たと言われています。主に漁労や狩猟によって生きてきたようです。ですから自然への同化がアイヌ文化そのものです。自分さえ良ければいいといった自我性・わがままさは殆どなかったと思われます。私有財産も大した物はなく、質素で、自然に対しても感謝に満ちた生活です。

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2007年02月27日

アイヌから学んだ文字の力

001.jpg アイヌの老人 アイヌ民族博物館 
「アイヌ民族がなぜ文字を使わなかったかということはむずかしい問題ですが、その理由として考えられることを、ここではふたつばかり挙げてみましょう。・・・」 続く・・・

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2007年02月25日

アメリカ先住民:イロクォイ族の母系社会

『アメリカ原住民の対偶婚』『狩猟部族の勇士婚はアメリカ原住民に見られる』そして『母系・父系の継承について』で紹介されている、母系婿入り婚のアメリカインディアン、イロクォイ族について調べてみました。
彼らは「イロクォイ族」と呼ばれますが正確には「イロクォイ部族連合」というべきで、カユーダ、オナイダ、オノンガータ、セネカ、モホークの5部族(後にタスカローナが加盟)から構成されされています。この部族連合という形態は、アメリカ合衆国建国時にその連邦制度のモデルとして大きな影響を与えたともいわれています。

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2007年02月24日

母系・父系の継承について

あらためて母系社会父系社会の出自規則 の構造を押さえたいと思います。(※出自規則=文化人類学で、個人が出生と同時に組み込まれる、特定の祖先を共通にする集団を決定する原理)
以下、出自の規則 Rule of Descent 蛭川立著より。
>出自規則の基本形は母系父系である。そのどちらでもないものに双系選系などがある。また母系、父系の両方の出自集団が共存している場合は、重系、二重単系などと呼ぶ。
>父系社会と母系社会は、完全に対称な概念ではない。多くの社会で富や権力は男性側に偏在するという非対称性があるため、ほとんどの父系社会は父権社会でもあるが、ほとんどの母系社会は母権社会ではない。母系社会では、成員権や財産は、ある男性からその姉妹の息子に受け継がれるのが普通です。
>母系と父系の継承を図式として見ると以下のようになります。↓↓↓

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