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2009年01月29日

中山太郎の「日本婚姻史」から~共同婚~☆4☆つと入りと薮入りは性的解放の名残

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こんにちは。早いもので、もう平成二十一年の十二分の一が終わろうとしています 一月はいく、二月は逃げる、三月は去る…とは、うまく言ったものですね。
さて、またまた昔の驚きの日本の婚姻をご紹介しますので、忙しさをしばし忘れて、昔の人になったつもりでお読みください。
続きの前に、今日もカチカチッ とお願いします。

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2009年01月26日

騎馬民族は来たのか? ④ 騎馬民族は来なかった!~佐原真氏の反論~

これまで2回に渡り、騎馬民族征服説を唱えた江上氏の論拠をご紹介してきました 🙂
しかし現在の学会では、今だ江上氏の説は主流として認められていません。
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教科書をはじめ、日本の学界では騎馬民族は日本に来なかった!という説が一般的なのです。日本史では、他民族の文化は吸収してきたが、征服された事はないということになっています。
今回は、
江上説への反論を真っ向から唱えた佐原真氏。その騎馬民族は来なかった!説を、佐原真氏の著書等から抜粋してその論点をご紹介したいと思います 😮

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2009年01月24日

初期人類の置かれた外敵圧力(2)~「狩られるヒト」

『初期人類の置かれた外敵圧力(1)』では、初期人類の置かれた外敵圧力について、化石証拠から探ってみました。今回は、現世霊長類の外敵圧力状況も踏まえ考えてみます。
今回は、ドナ・ハート、ロバート・W・サスマン著「ヒトは食べられて進化した」(2007 化学同人)を参考に紹介します。(記事「ヒトは食べられて進化した」で紹介)
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この本は、初期人類が「トラ,ライオン,ヒョウ,ピューマ,クマ,オオカミ,ハイエナ,ヘビ,ワニ,ワシなど数々の肉食動物に補食されていた脆弱な生き物だった」ことを、,化石証拠と霊長類研究の成果などをもとに展開している本です。参考文献・論文が詳しく記載されていないのが非常に残念ですが、初期人類の外敵圧力を探るには参考になります。

この本の中で、「初期人類の住処はどこだったのか?」について、興味深い仮説が紹介されています。
『ヒヒと初期ヒト科は洞窟を寝床にしていた』
という古人類学者のC・K・ブレイン(C.K.Brain 1981「The Hunters or the hunted?」で初期人類が狩猟されていた証拠について詳細に展開、「狩られるヒト」という造語をつくった人物)の説です。
この説は、るいネット:『実現論』『足の指が先祖返りして、それ以前の獣たちと同様、足で枝を掴むことが出来なくなったカタワのサル=人類は、樹上に棲めるという本能上の武器を失った結果、想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面。人類はつい一万年前まで、まともに地上を歩くことが出来ず洞窟に隠れ棲むしかない様な、凄まじい外圧に晒されていた。』と整合する興味深い説です。このC・K・ブレインの説を紹介します。
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2009年01月18日

骨が語る古代の家族と社会4 古墳時代

骨が語る古代の家族と社会3 弥生時代に続いて、いよいよ古墳時代です。田中良之著『骨が語る古代の家族-親族と社会』(2008年)より。
古墳時代の親族関係は、以下のように3段階にわたって変化している。なお、田中氏の分析事例はほとんどが中小古墳なので(首長墳ではない)、基本的には被支配層の集落墓地としてよいと思われます。
1 古墳時代前半期(3~5世紀代) 基本モデルⅠ=キョウダイ

2 古墳時代中期(5世紀後半~6世紀前半) 基本モデルⅡ=父とその子

3 古墳時代後期(6世紀前半~) 基本モデルⅢ=夫婦とその子
初めて夫婦が同じ墓に葬られるようになる。しかし、第二世代は基本モデルⅡのままであり、それぞれの配偶者は同墓とはならない。
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2009年01月15日

縄文人の出自は北方か南方か(2)

前回に続き、佐原眞氏の著書 『日本の歴史~日本人の誕生~』 を参考に、縄文人の出自について考察します。
縄文時代を代表する文化といえば、先ず思い浮かぶのが縄文土器と竪穴式住居だと思います。佐原氏は、縄文土器と竪穴式住居に、縄文人の出自の謎が隠されている!と述べています。
 縄文土器は寒冷地の文化*********************
縄文土器は、縄状の模様や火焔型などの意匠に捉われがちですが、縄文土器を代表する器種は、口の広さを上回る深さをもつ「深鍋」であることが特徴です。これは、火にかける煮炊き用の鍋としての役割を果たしており、北海道から沖縄まで広く出土しています。
他方、八重山諸島(石垣島)の先史土器を始め、中国南部・台湾・フィリピンなど、南方地域における新石器時代の煮炊き用土器は、深くてもせいぜい球形程度のものが多く、「浅鍋」であることが特徴です。
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※画像引用元: 『ブナ林と古代史』
★深鍋と浅鍋の違いはどこからくるのでしょうか!?
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2009年01月12日

縄文人の出自は北方か南方か(1)

日本人の起源については、従来から埴輪和郎・東大名誉教授によって提唱された二重構造モデル(南方起源の縄文人と、北方起源の弥生人)という考えが支配的でした。
今回は、騎馬民族論争でも有名な佐原眞氏(元国立歴史民族博物館館長)の著書『日本の歴史~日本人の誕生~』を参考に、縄文人(Y染色体D2系統)は、北方出自であるという仮説を提起します。
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2009年01月10日

骨が語る古代の家族と社会3 弥生時代

骨が語る古代の家族と社会2 縄文時代に続いて、弥生時代です。田中良之著『骨が語る古代の家族-親族と社会』(2008年)より。
弥生時代の分析例もそれほど多くなく特に開始期のものはない。最も古い時期のものが弥生前期(紀元前3世紀頃)の土井ヶ浜遺跡で、以下順に紹介します。基本的には縄文時代同様、双系社会とされていますが、次第に格差の存在が観察されるようになります。
基層をなした双系社会~弥生時代の親族関係
土井ヶ浜遺跡(山口県下関市)弥生前期~中期初頭
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逆に女性同士の間には血縁者らしき値は得られていないが、別の成年女性と幼児を再葬したものは血縁と推定されている。これは母子か親族内の女性と幼児の関係である可能性が高く、母系的要素もまた認められることになるため、父系と母系の両要素が併存する双系の社会であった可能性が最も高いと考えられる。
(写真は1116号墓人骨。土井ヶ浜人類学ミュージアムよりお借りしました。)
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2009年01月09日

骨が語る古代の家族と社会2 縄文時代

骨が語る古代の家族と社会1 家族・親族の歴史的意義の続きで、いよいよ墓地被葬者の歯冠計測値による分析ではどのような親族関係が得られたか、田中良之著『骨が語る古代の家族-親族と社会』(2008年)より紹介しましょう。今回は縄文時代の分析事例です。ただ著者は古墳時代を主な調査対象にしているので事例は少ないです。
基層をなした双系社会~縄文時代の親族関係
伊川津貝塚(愛知県海岸部)縄文晩期
愛知県渥美町の縄文貝塚に遺跡の紹介があるので参考に。)
墓地被葬者の内、少なくとも男性に血縁者が含まれていた。よって結婚後も男性が集団にとどまる夫方居住婚か、嫁取りと婿取りの双方が混在する選択居住婚)のどちらかであることが分るが、女性同士の有効な値が得られていないので、夫方居住婚と断定することはできない。従って、少なくとも双系の社会であり、父系の可能性を残すという判断になる。
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2009年01月08日

縄文~弥生の気候変動と植生の変化

「日本人の起源」解明 これまでの成果と残課題でも宿題になっていた、気候変動について調べていたら、るいネットに「縄文から弥生に至る気候変動」 があったので抜粋引用します。(±℃表記は現在の平均気温に対して)

=====縄文時代草創期=====
13000年前晩氷期終わり後氷期始まる
12400年前  -4℃極大期
12400~11800年前  急速に下降
11800年前  -5℃極小期
11800~11000年前  急速に上昇
11000年前  -2℃極大期
(11,200~10,200年前ブナ林)
11000~10200年前  再び急速に下降
10200年前  -5℃極小期 後氷期終わる
(10,200~6,500年前ナラ林)
10200~10000年前  再び急速に上昇
10000年前  -2℃日本列島分離
=====縄文時代早期=====
10000~ 7500年前  ゆっくり上昇
7500年前  0℃
7500~5000年前  さらに上昇
(6500年前~照葉樹林)
=====縄文時代前期=====
(5700年前~スギ林)
5000年前  +2℃最高期縄紋海進期海面+5m
=====縄文時代中期=====
5000~4000年前  急速に下降
=====縄文時代後期=====
4000~3000年前  0℃かすかに上昇がみられる
(3500年前サントリーニ火山の大爆発)
=====縄文時代晩期=====
3000~2500年前  急速に下降
2500年前  -1℃極小期
=====弥生時代早期(諸説あり)=====
2500~2000年前  急速に上昇
2000年前~現在まで続く  0℃

グラフにすると↓のようになります(「水土の礎」さんよりお借りしました)。
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気候変動と合わせて「植生の変化」も見ておきたいと思います。
←クリックしてから続きをどうぞ!

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2009年01月06日

日本の現代の「性」について~世界で抜きん出た傾向~

france24.jpg
’08年末のなんでや劇場で、「商品市場の背後には性市場があり・・・」という話がありました。(るいネット:山澤さんの秀作投稿より)
現在、商品市場は自動車産業を筆頭にして急速に減少しています。この直接的な分析は他のブログに譲るとして、本ブログの「東洋と西洋」のジャンルでは、商品市場=性市場にひきつけて、今回から数回、世界の現在の「性意識」について扱っていきたいと思います。

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