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2009年02月12日

「弥生時代の始まりは通説より500年も早い」~その後

先日新聞で、『弥生時代:衝撃の新年代発表から6年 自信深める歴博グループ』という記事を見ました。
そう言えば、ずいぶん前に‘るいネット’でもそういう話しが出ていたような…
まず、今回の新聞記事を紹介します。毎日新聞2009年2月4日東京夕刊より

 「弥生時代の始まりは通説より500年も早い」という国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の放射性炭素14を使った年代研究が、2003年春の公表から6年になる。翌年スタートした大がかりな研究体制も5年の満期を迎え、これまでの成果をまとめた研究報告会が開かれた。研究の現況を整理する。【伊藤和史】

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2009年02月11日

骨が語る古代の家族と社会5 古墳時代になぜ父系化したか?

シリーズ最後に、古墳時代に父系化した原因を考察します。田中良之著『骨が語る古代の家族-親族と社会』(2008年)より。
骨が語る古代の家族と社会4 古墳時代で見たように、
双系のキョウダイ原理(基本モデルⅠ)に基づく社会が、
5世紀後半に男性家長の傍系親族を排除して、家長の子を加えた父系構成へと大きく変化した(基本モデルⅡ)
6世紀前半~中葉になるとさらに基本モデルⅡに家長の妻が葬られるようになり、はじめて夫婦同墓となる(基本モデルⅢ)
しかし、第二世代は基本モデルⅡ(=Ⅰ)のまま、すなわちキョウダイによって構成されており、それぞれの配偶者は同墓ではない。
このように5世紀後半の父系かつ直系への変化が、家長などのリーダーにのみに生じたものであり、家長権の父系継承にともなって家族が編成された結果、父系家族が成立したものと考えられる。
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2009年02月10日

日本婚姻史のターニングポイント:群婚から私有婚へ、そして母系から父系へ

日本婚姻史510の大和時代から鎌倉時代とは、群婚が崩壊した後、個人婚としての「妻問い婚」から「婿取り婚」、そして最後は「嫁取り婚」へと移り変わる直前までの時代にあたります。
この期間は日本婚姻史の中でも重要なターニングポイントである、群婚から個人婚へ、そして母系から父系への転換の時代であり、その意味で非常に興味深い部分だと思います。
このような劇的な変化がなぜおきたのか、その必然性について当時の社会状況を外圧の変化に着目しながら2つめの大転換である母系から父系への転換について整理してみたいと思います。

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2009年02月09日

スペインの「家族主義」について

 世界の現在の「性意識」についてのシリーズ第3回。中国に続いて今回はスペインの「家族主義」についてレポートします。

スペインといえば「シエスタの習慣」や「食事は1日5回」など南欧特有の習慣が今も残っているというイメージがありますが、「家族」に対する考え方に対しても保守的な考え方が強いようです。

スペイン料理
スペインでは日本と異なる時間帯に食事を摂り、一日に5回食事をすることで有名。
①デサユノ:朝食、②メリエンダ・メディア・マニャーナ:朝の軽食、③アルムエルソ:昼食、④メリエンダ:夕方の軽食、⑤セナ:夕食
ちなみに、昼食が1日のメインでフルコースを食べるのだそう。その後はシエスタ。う゛~ん スペイン人って燃費が悪いのか?

るいネット
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2009年02月08日

人類の祖先と進化

ネアンデルタール人、ホモ・エレクトスと、初期人類に関する興味深い投稿が続いています。
そこで、今回は「人類の祖先と進化」に関する脳とDNAによる研究状況を、ニューズウイークインターネット版の要約という形で紹介したいと思います。 リンク【引用、抜粋】

2001年にアフリカのチャドで、チンパンジーではない人類の最も古いと言われる化石が発掘された。もしこれが人類につながるヒトの化石なら、チンパンジーと人間が分離した後(600万年前)に生きていないとならない。しかしこのトウマイ(現地の言葉で子供を意味する。学名はサヘラントロプス・チャデンシス)と名づけられた化石は700万年前に生きていたと判明した。遺伝子解析では、人類とチンパンジーの分離はそれから少なくても100万年後を示しているから、このトウマイは現生人類の直接の祖先ではない事になる。もしトウマイが我々の祖先で無かったら、何故、500万年前の人類の祖先と同じような顔つきと歯並びをしていたのか?「700万年前の原人は最初の人間らしい顔つきを持ち始めた原人なのだろう。でもずっと後に出てくる原人とはかなり違う」とジョージ・ワシントン大学の古人類学のベルナード・ウッド氏は言う。だがトウマイが直接の我々の祖先ではないにしても貴重な発見であった。何故なら、今まで信じられていたようなトウマイがオーストラロピテカスを生み、オーストラロピテカスがホモハビリスを生み、ホモハビリスがホモエレクタスを生み、ホモエレクタスが現生人類のホモサピエンスを生んだという単純系譜概念を破壊したからだ。

即ち、2足歩行、大きな脳の獲得は一度ならず起きていたのだ。進化は行き当たりバッタリに進み、色々な形状を持った原人が現れてその多くが死に絶え、次ぎに現れた新種の原人が、前にあった形状を再度復元し進化発展させている。「同じ進化の形態が一度ならず起きて消えていった。だから進化した化石を発見したからと言ってそれが現生人類につながるとは断定出来ない。人類の歴史では色々枝分かれした亜人種がそのまま消えているのです」とウッド氏は言う。

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2009年02月07日

初期人類:出生時から大きいホモ・エレクトスの脳が教えてくれること

るいネット

原人の中で最も広がったのは、最後期の原人であるホモ・エレクトスである。先述したグルジアから、ジャワ、中国まで化石が確認されており、ホモ・エレクトスはユーラシアを完全に横断したことになる。
ホモ・エレクトスは、脳容量900ccと一気に発達し、前頭葉も著しく発達している。また、発声上重要な喉仏の形状変化、小脳の発達、胸骨の発達も起こっており、多様な言語を使いこなしていたことが解る。
石器も高度なハンドアックスを使用しており、最初に火(自然火)を利用したのも、ホモ・エレクトスである。

原人の中でも、最も各地に拡散したと考えられるホモ・エレクトスについて興味深い記事を見つけたので紹介します。
詳しくは続きをどうぞ・・・・・・

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2009年02月05日

中山太郎の「日本婚姻史」から~共同婚~☆5☆七夕はタネハタ?

tanabata_02.gif
こんにちは。立春もすぎて、寒い中にも春の兆しが感じられるようになってきましたね
さて、今回お届けするのは、前回の最後に出てきた、「神の名による配偶者の選定」の事例です。神前で行われていた、比較的風流 なものをご紹介します。
では、つづきを読む前に応援をお願いします いつもありがとうございます

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2009年02月04日

ネアンデルタール人に何が起こったか?

 皆さんはネアンデルタール人について、どんな印象をお持ちでしょうか。
最近では、ネアンデルタール人は生物学的にわれわれに近縁の人類であることがわかり、形質的に細かい部分で数多くの特異点をもっているが、それらは小さい相違点であると見なす研究者が多くなっています。
たとえば、ネアンデルタール人が現代によみがえり、身だしなみを調え、きちんとスーツを着れば、ニューヨークの地下鉄の中にいても異質な感じはないだろうとさえ言われているそうです。
彼らは、ほぼ20万年間にわたって、ユーラシア大陸に散らばって暮らしていました。その分布域は今の欧州全域から中東やアジアにまで及び、南は地中海沿岸からジブラルタル海峡、ギリシャ、イラク、北はロシア、西は英国、東はモンゴルの近くまで達していました。
Carte_Neandertaliens.jpg
そして2万4000年前まで生存し、最後の9000年は、現生人類(コーカソイド)と共存していたと考えれています。
しかしコーカソイドだけが、ネアンデルタール人と共存していたため、ネアンデルタール人に関する白人の研究には、白人の優位性を主張したい、彼らの価値観が反映されていることがあり、慎重に検討する必要がありそうです。
特に混血があったのかどうか、何故滅亡したのかなどは、私たち日本人が考える以上に切実な問題として捉えられているようです。
ネアンデルタール人を巡る議論がなかなか収束しない。良く分からない点が多いのはそこにも原因がありそうです。

そんなネアンデアルタール人の生活を探り、彼らの滅亡の謎に迫って見たいと思います。
ネアンデルタール人について興味が沸いた方はクリックをお願いします。

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2009年02月03日

中国の現代の「性」について~抑圧から開放へ急速転換~

CFP382881560_s.jpg
(↑画像はレコードチャイナさんよりお借りしました)
東洋と西洋。
前回 「日本の現代の「性」について~世界で抜きん出た傾向~」 に引き続き、商品市場=性市場にひきつけた、世界の現在の「性意識」についてのシリーズ第2回。
今回は、中国の現代の「性」について見て行きたいと思います。
↓まず、いつものをヨロシク。

ありがとうございます。

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2009年01月30日

【逆境⇒進化】初期人類の逆境 vol.2<裸の起原>

数ある霊長類の中で、ヒトの体だけが毛皮によって覆われていません。
そうなんです 霊長類の中でも現代人だけが「裸」なんです
(体毛が短く皮膚が露出している=裸) 。
考えてみると、なんで という疑問が沸いてきますよね。
今日は、島泰三の著書『はだかの起原-不適者は生きのびる-』より、裸の起原に関する仮説を紹介したいと思います。
島さんは、ホモ・サピエンスまでの初期人類の体は、毛に覆われていたと考えられています。なぜホモ・サピエンスまで毛皮に覆われていたと考えられているのか
それでは、下のぽちっとして、30万年前の人類の世界へ出発してください。
では、いってらっしゃいませ。。  

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