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2021年01月07日

コロナ後の税制度と基礎保障制度が共同体化を促すのではないか?

昨年の世界経済フォーラムにおいて、「人々は何も所有しない。物品は無料であるか、あるいは国から貸与されなければならない。」という衝撃的な提言がなされていたことをメディアではあまり取り上げていないが、今後の社会構造において、共同体化を推し進められる可能性があるのではないかという視点で捉えてみたい。

これから、コロナ禍で経済が疲弊し、べーシックインカムによる基礎保障が実施されていく流れにあり、いずれ中央銀行制度も崩壊し、国家紙幣に転換していかざるを得ないことが前提で財政運営され、ますます市場社会の根底である私有概念が溶けていく。

加えて、現在の税制も私有することでかかってくる税が根底的に変わっていくと思われる。所得税、相続税、固定資産税などは無意味となる。そうなると、資本収支のバランスよりも、課題、役割分担のバランスこそが重視されていくことが必然となる。

かつて江戸時代の村落では、年貢も村請制で、建前は家ごとに課せられた年貢も村全体で帳尻を合わせたように、集団単位で税や普請という課題を担ってきた実態がある。このような「私有よりも共有」に価値を置くことが共同体の再生を促すのではないだろうか?

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2021年01月07日

ウーマンリブ運動の本当の目的

ウーマンリブ運動は、1960年代後半~1970年代前半にかけてアメリカ合衆国を起点に各国に広がっていきました。
1970年にはウーマン・リブ大会が日本で開催され、それ以降以下のように日本でも男女同権が社会的な共認としてい勢力を増していきます。

・1979年 国連、女性差別撤廃条約採択(日本は85年に批准)
・1981年 ILO、家庭的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約採択(日本は95年に批准)
・1986年 男女雇用機会均等法施行
・1989年 日本初のセクハラ提訴
・1992年 育児休業法施行。婦人問題担当大臣誕生
・1994年 高校家庭科が男女ともに必修に
・1996年 男女共同参画2000年プラン発表
・1999年 育児・介護休業法施行。男女共同参画社会基本法成立、施行

発端となったウーマンリブ運動ですが、その本当の目的とは何だったのでしょうか。
リンクより

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ウーマン・リブとは何だったのか?
ロックフェラーがアーロン・ルッソに語ったこと。
YOUTUBEにアーロンルッソのインタービューがいくつかアップされている。
9.11陰謀説は有名だが、ウーマンリブ陰謀説もあったとは・・・・これについては全く知らなかった。
言われてみれば確かに家族は崩壊していますね。
ウーマンリブがこれを助長した?うーん、そう言う見方もありかな?

ルッソ: 彼の家で彼が語ったことのひとつは、笑いながら話し出したんだけど「ウーマン・リブは何だったと思う?」って。
そのとき僕は型にはまった考え方で「女性は働いて男性と同等の給料を得る権利があると思うし、丁度女性たちが投票権を勝ち取ったのと同じさ」と言ったら笑い出して「お前はバカだな」と。
「どうしてバカさ?」と聞いたら「あれが何だったのか教えてやろう。俺たちロックフェラーが資金を出したんだよ。俺たちがウーマン・リブを後押ししたんだ。俺たちロックフェラー財団が全部の新聞やTVで取り上げたんだ」と。
「どうしてか知りたいか?主な理由はふたつ。ひとつは、ウーマン・リブ以前は人口の半分に課税できなかった。ふたつ目は、(母親が仕事に行くので)今や子供たちは早くから学校に通う。だから子供たちの考え方を好きなように出来る。彼らを家族から引き離して州の職員(教師)が彼らの家族になる。親が教える代わりに学校が家族になる。それがウーマン・リブの主要な目的だった」。
それまで僕の考え方では(ウーマン・リブは)とても高潔なことだった。でもその裏にある意図を知ったとき、どういう背景か、何でやったのかが見えたとき、僕が高潔だと思ったことのうしろに邪悪を見ましたよ。

インタビュアー: グロリア・スタイナム(フェミニストの旗印的存在で”Ms.”誌を創刊し、最初の発行人兼編集者)ともう一人が、リブの雑誌”Ms.”にCIAが資金を出していたと認めたことを知ってますか?

ルッソ: いや、知りませんでした。それは聞いたことがない。CIAが”Ms.”誌に資金を出したんですか?

インタビュアー: 女性に課税することと家族を壊すことを目標として言明しつつ、CIAが”Ms.”誌に資金を出したんです。

ルッソ: ホントですか!? それは聞いたことがなかった。まぁ、でもニックに言われてたからCIAが関係してたのは知ってたけど。

インタビュアー: グロリア・スタイナムはCIAが「あなたが女性を助ける手助けをしたい」と言ったと、それで資金を出してくれたと誇らしげに言っていましたよ。もちろんその運動を分裂させて征服したわけだけど。
それに元々女性は色々ひどい目に遭ってきたけれども、彼らエリートは彼女たちを助けるどころか実はもっとひどい目に遭わせて、彼女たちから男を取り上げたんです。
黒人社会を見てご覧なさい、50年前には私生児の割合は10%だったけど、今や90%以上です。
福祉予算のおこぼれにあずかりたい利権団体にとって、(政府から)お金を貰おうと思ったら家の中に男がいちゃまずい。家族がこのようにすっかり崩壊させられ、総人口で見ても私生児の割合は50%以上です。

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2021年01月02日

男女同権論は女の敵だった!

明治末~大正期の女性解放論と、’80~’90年代を通じてマスコミが世界中で大キャンペーンを繰り広げ人々に植え付けた男女同権論は、同質のものと思われていますが実は大きく異なるもの。
男女同権論は女性を苦しめ、人類を滅亡の危機に追い込む思想です。

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元々の明治末~大正期の女性解放論は、女は男とは異なる存在であることを明確に宣言し、女の性の力を前面に押し出していた。平塚雷鳥は、『原始、女性は太陽だった』『男性に真似て、彼等の歩んだ同じ道を少し遅れて歩もうとする女性を、私は見たくない。』と主張し、与謝野晶子は、『やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君』と性の素晴らしさを詠った。

それに対して、’80~’90年代を通じてマスコミが世界中で大キャンペーンを繰り広げ(現在のコロナ報道と同じ)人々に植え付けた男女同権論は、元々の女性解放論とは正反対で、女の性を封印し、女を男と同じ賃金奴隷へと追い込むだけの、女の自滅論に他ならない。それだけではない。性が衰弱した種は、間違いなく絶滅する。まして、性の充足を最大のエネルギー源として進化してきた人類において、性が衰弱すれば、人類は間違いなく絶滅する。

まさに人類絶滅の危機であるが、この危機を招いた根本原因は、近代思想の構造が孕む致命的欠陥にある。

近代観念は、事実に反する宗教に過ぎない。「自由」「平等」も、「個人が原点」も、「自立」も、「権利」も、全ては頭の中だけの架空観念(綺麗ごと)に過ぎず、そのような事実は自然界のどこにも存在しない。例えば、「個人が原点である」という事実はどこにも存在しないし、個人主義が称揚する「自立(を善とし依存を悪とする)」観念も、生物史上の事実=生命の原理に完全に反している。この地球上に、人類も含めて自立して生存している生物など存在しない。全ての生物は、自然や社会や集団に依存して生存しており、依存しているからこそ、それらの対象に対する感謝の念が生まれてくるし、その対象世界を解明しようとする徹底した追求心も生まれてくる。

また、「権利」などというものも、自然界のどこにも存在しない頭の中だけの架空観念に過ぎない。とりわけ男女同権論は、「生物は進化するにつれて雌雄の分化を拡張してきた」という生物史上の事実=進化の原理に完全に逆行している。

男女平等や男女同権を主張する者にとって、男と女で明らかに異なる性は極めて都合が悪い。そこで彼らは、まず性を封印し、さらにはセクハラ等、性を敵視するに至り、今や自分が女であることを嫌悪する感情まで生まれてきている。

その結果、夫婦のセックスレスや学校の性教育や社会でのセクハラ等、家でも学校でも社会でも、性を口にすること自体がタブー視され、性を封鎖する圧力が日増しに強くなっている。

しかし彼らは、性の衰弱に対しても滅亡の危機に対しても一言も語らず、知らないふりを押し通している。どうやら彼らは、性が衰弱しようが人類が滅亡しようがどうでもいいらしい。

かかる無責任な屁理屈に騙されてはならない。女の最大の活力源は性の充足にあり、性を封印する男女同権論は、紛れもなく女の敵であり、人類の敵である。学校で植え付けられた「勉強第一」の延長で「仕事第一」と思っている女たち、とりわけ、性を捨象し嫌悪している女たちは、それでは人類は絶滅するという自明の理を直視する必要がある。仕事第一にせよ、性の捨象にせよ、それらは明らかに生命原理に反しており、それら全てが親や学校やマスコミによって植えつけられた狂った観念であることに気づく必要がある。それは、本来の自分ではない。本来の自分は、本能の地平に眠っている。

リンクより

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2021年01月01日

女性の快感能力が「あげまん」の秘訣

人間にとって代表的な快感ホルモンデである「ドーパミン」のことをご存じでしょうか?たとえば私たちが、何かいいことを成し遂げた達成感や自己肯定感、思いがけずいいことに出会った喜び名で満たされている時、このホルモンが脳から湧き出して、体が熱くなるような快感をもたらしてくれます。

このドーパミンは、男女に関係なく、日々の生活の中で出会う「新鮮な喜び」の場面で湧いてきては、その快感がが脳への「ごほうび」として私たちを支えているのですが、その分泌量は、女性の脳より男性の方が多いというデータがあります。
一般的に、男性は女性よりも「承認欲求(自分をやったことを認めてもらおうとする気持ち)が強い」といわれるのはこのせいでしょう。

多くの男性の脳にとっては、「目標をめざして、達成感を得る」という生き方は、自然にできる特異なことだといえそうです。

★では、女性の脳は何が得意なのでしょうか?

それは、男性脳とは対照的に「何かを成し遂げた」とか「何者かになった」といった形としての成功体験が特になくても、あるがままの自分でいながら、日常のささやかな出来事にも喜びを見つけて「何だか幸せ」と感じられる「快感能力」だと言えます。

昔から、女性は痛みに耐える力が男性より強いといわれてきました。これは、女性の脳は、代表的な脳内麻薬である「β-エンドロフィン」の分泌量が男性より多いということからきているものだと考えられます。

「脳内麻薬」というのは、私たちの体が苦痛を感じたときに、その感覚を麻痺させて、逆に何だか幸せでならない「多幸感」に置き換えてくれるという、脳がつくりだす自家製のドラッグのこと。有名なのは、苦しいランニングの途中で、急に体がラクになって快調に走れるようになる「ランナーズ・ハイ」は、このβ-エンドロフィンがもたらす作用です。また、苦痛があるときだけでなく、恋愛中やおいしい物を食べたときなど、心身の幸福感が高まっているときにも分泌される「幸せホルモン」という顔ももっています。
なにしろ女性の体は、出産時の陣痛の痛みを打ち消すために、β-エンドリフィンが大量に使われる仕組みになっているので、これをつくりだすことが得意なのかもしれません。

★では、パートナーとの関係で、こうした女性性の持ち味が活かされると、どうなるでしょうか?

たとえば、生活が苦しい家庭の場合、夫が心身ともにげっそりするほど疲れて帰宅した時に、妻は苦しみをそれほど感じず、逆に「今日はあれが安く買えた・お花がきれいだった・大好きな夫が今日も帰ってきて嬉しい」などと、自分が気持ちいいこをあれこれ見つけて「なんか幸せ」な表情をすることができます。

そうすると、彼にとっては「彼女は、自分がいることを幸せに思っている」という意味で、自己肯定感が高まっていき、人間的な自信がつき、仕事や人付き合いなど、いろいろなことが上手く回るようになっていきます。これが、相手の運気を上げる「あげまん」になるということなのです。そんなあなたを。彼は「かけがいのない女性」として、大切にせずにはいららなくなることでしょう。

【参考】夏目祭子・著『あなたが目覚める愛と性のギフト』

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2020年12月31日

コロナ禍は何を変えたのか

今年のコロナ禍にはじまる急激な変化は、歴史的な位相でも大きな出来事である。歴史区分として、生産史観でみる場合が多いが、婚姻史観として捉えると、

 

■極限時代

集団婚として首雄集中婚が中心であったと想定される。その後の弓矢の発明等で生存適応力を獲得した人類は狩猟系部族では勇士資格婚へ、採取系部族では兄妹婚、交叉婚という形態をとるが、婚姻は集団として生き抜くための知恵、規範の在り様がそのまま実践されてきた。そこで繰り広げられる性の世界観も共同体原理、果ては自然の摂理や宇宙との一体感をめぐるものであり、性と最先端の観念上の認識まで一つながりであったようだ。

原始人類の自然認識~宇宙・自然との一体充足

性充足(チャネリング)回路を土台として生まれた、宇宙との一体充足=観念原回路

 

■私権時代

気候変動をきっかけに食糧の争奪から全面的な略奪に至ったことを契機にして、すべてが私有権を前提とした社会になってしまった時代には、婚姻関係も女を私有する私有婚に変わってしまった。(一夫一婦であろうが、一夫多妻であろうが本質は私有である)

つまり、それまでの世界観が一変し、私権だけにしか反応しない思考に陥ってしまい、現実世界での充足は程遠く苦しさだけがのしかかる。宗教はこの状況から生まれた必然があるが、失われた充足感や根底的な価値を幻想化して求め続けた。性関係においても共同体を失ってしまったがゆえに、自己を前提とせざるを得ず、市場社会前夜においては幻想化された恋愛感情が登場する。

西洋婚姻史=性の覇権闘争史①

【人類婚姻史を構造化する】9~ルネッサンスから近代の婚姻様式:私権闘争以降、略奪婚⇒固定一対婚から、自由恋愛へ

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2020年12月29日

男女同権思想は今世紀最大の嘘である

学校やマスコミが宣伝し続ける男女同権思想とジェンダーフリー教育。
それは生物史・人類史的事実に反する思想ゆえに多くの人が苦しみ、社会に歪を生み出しています。

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●男女同権思想は今世紀最大の嘘である
以前、私はビバリーヒルズに住むあるバツイチの不動産業者からメールを受け取った。
親愛なるスーザンへ
「貴方の記事を読みました」
「私の娘のことで相談があります」
「娘は38歳のキャリア・ウーマン、高学歴(アイビー・リーグ卒)で創造力豊か、知的で洗練された、愛情あふれる成功者です」
「モデルのような体型で非常に魅力的ですが、驚くことに彼女は理想のパートナーを見つけられないのです」
「私から見れば、娘は無意味な関係に無駄な時間を費やしてきました」
「娘はそれに不満を持っているし、何より子供を欲しがっているのです」
「娘の友人は全員結婚していて子供もいます」
「娘がなぜ理想のパートナーに出会えないのか、私にはさっぱり分かりません、アドバイスをいただけないでしょうか」
ーー
このメールを書いた人の悩みは、珍しいものではない。
今日、多くの女性が同じ問題に直面している。
彼女たちは人生の成功者かもしれないが、愛を得られないのである。
さらに、彼女たちがたとえ結婚相手を見つけたとしても、それは長い戦いの半分が終わったにすぎないのだ。
ーー
悲しいかな、女性は相手を見つけたとしても、どうやって結婚を維持できるのかが分からないのである。
「夫を保つ」という言い方は、適切ではないかもしれない。
なぜならば、離婚を要求するのは男性側だけではないからだ。
70%の離婚は妻側からという報告もある。
ーー
こじれた男女関係の原因はたくさん考えられる。
その中でも突出しているのが男女同権の考え(フェミニズム)なのである。
女性も男性のように、後腐れのない自由なセックスができると教えたのは男女同権思想である。
「男に頼るな」と教え、夫と子供は自分のキャリアの邪魔になると提唱したのも男女同権思想だ。
男女同権思想では、家族を作るよりも、外で働くことを奨励し、女らしさをバカにする。
ーー
男女同権思想で最も注目すべきことは、男女の性は「平等」だという主張であり、アメリカ人はそれを受け入れた。
それは、性の価値が平等という意味ではなく、男女の性を「同じ」とする概念である。
男女同権思想は、もし両親や社会が許容すれば、性は変換可能であると言う。
女性は男性と同じ事ができるし、同じ選択ができる。
男女同権主義者によれば、性別の違いはすべて社会構造(文化)に由来するのであり、身体的な相違は何の関係もないのである。
ーー
しかしこの考え方は、今世紀最大の嘘である。

それにも関わらず、男女同権主義者たちの企みは成功し、男女の性の区別や、社会で男性と女性の役割を分けることは、いまや時代遅れと思われている。
しかし、問題は、この思想がこれまでの歴史になかった考えで有り、私たちがまだそれに代わるよい社会制度を持っていないことである。
その結果、結婚を望みながら結婚できない人たちや婚姻関係を維持できない人たちが増え、子育てがうまくいかなくなったり、少子化による社会の衰退が起こっている。

~中略~

ーー
これまで、欧米社会は性別の違いを無視してきた。
その代わりに、私たちは誤った考え(思想)で人生を送ろうとしてきたのである。
女性は、(そんなことは望んでいないのに)後腐れのないセックスを楽しめるフリをしてきた。
女性も男性と同じく、結婚して子供を作ることを延期しても大丈夫だというフリをしてきた。
女性は、性的にも、またはその他の面においても、はっきりと男性とは異なるにも関わらず、これらすべてを演じてきたのである。
ーー
良い関係を保つために、カップルはまず男女の違いを認識し、お互いの価値を認めることが大切である。
男性は平均的に、そして多くの場合、男らしい性質を持つ。
従って、男性は剛直で男らしいのである。
一方、女性は平均的に、そして多くの場合、柔和で女らしい。
従って、女性は気配りのできる優しい性質を持つのである。
もちろん、部分的に重なるところもあるだろう。
しかし、このような本来の性質を無視することは、男女の対立を増やし、お互いが自分が望んでいない人生を送ってしまいかねないのである。
ーー
性別の相違、また性的な不平等が、私たちの愛を育むのだ。
もしそれに感謝することができれば、妻は彼女の夫がなぜそうなのかと悩む必要がなくなる。
夫は男だから、そのように振舞うのだ。
同様に、男性も妻の行動が理解できるようになる。
彼女がそうしたのは、彼女が女性だからだ。
もしお互いが相手との違いを認めるのならば、関係はスムーズになるはずだ。
男女は同じであるという偽りの平等主義に従うよりも、このアプローチの方が、より解放的だし、愛を感じられる分、実りの多いものになる。
ーー
すべての不仲の原因は、男性と女性が同じ立場を主張することで、互いに争うからなのである。
つまり愛し合わないからである。
永続的な愛をみつけたいのなら、男女には身体的そして精神的な差があると認め、お互いがそれを尊重すべきなのだ。
男女の違いを見つけて、それを非難しあうようなことをしてはいけないのだ。
あなたが求めているものは、男女が非難しあうことではなく、信頼しあい愛し合うことであるはずだ。
(英文大紀元寄稿文、翻訳編集・郭丹丹+縦椅子)

縦椅子のブログリンクより

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2020年12月25日

コロナ禍をきっかけとした離婚はどうなっているか?

前回は、ベーシックインカム(基礎保障)による離婚について探ってみたが、その実施前にも関わらず、離婚は増加している。婚姻関係に限らず、現実の可能性に照らして古臭い人間関係に縛られることから脱したいという意識はますます強くなっていくのを感じている。それは、学校における先生-生徒関係、企業における上司-部下関係、そして家庭における夫婦関係など。離婚もそういう意識を潜在的に感じているが故にたとえ生活が苦しくなっても新しい可能性に向かっていく流れの中にあるのかもしれない。 その流れでコロナ禍も新しい可能性を考えるきっかけになっているようだ。わかりやすく言えば、夫が収入になる自分の仕事さえしていればいい、家事育児は妻の責任という旧い夫婦観からの離脱。妻にすれば何も責任を押し付ける意識ではなく、どんな課題も共有したいという新しく柔軟な意識でしかないともいえいえる。そこにすれ違いの原因があるようだ。

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2020年12月17日

ベーシックインカムで婚姻はどうなるか?

激動の2020年も終わりつつあるが、来年も予断を許さない状況が続く。コロナ禍による混乱とそれに伴う生活レベルでのひっ迫でますます社会全般の変革期待に拍車がかかる。その中で、ベーシックインカムという基礎保障制度が注目されている。各人一律、月々一定の生活費が支給されるもの。これまで、欧州やインドなどでも社会実験レベルで施行されてきたが、いよいよスペインなどで実施が決まった国もある。

ベーシックインカムは、これまでは貧困層に焦点が当たり、労働や犯罪に対する動向などが議論されてきたが、婚姻についてどうなるのか、離婚が増えるのか探ってみたい。

基礎的なデータとして、戦後の婚姻率は、人口1000人当たり10人程度であったのが直近では5人を下回り半減した。離婚率は婚姻率に規定されるが、概ね婚姻率の1/3迄上昇している。ベーシックインカムの実施前でさえ、家庭に押し込められているという意識が自立志向に向かっているといえそうだ。

女性の現行の結婚に対する意識からは、離婚が増えそうだということが垣間見える。生活の為に我慢して結婚生活(育児、教育を含めて)を続けざるを得ないという人が多いようだ。

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2020年12月17日

若者に対して、誰が性交そのもののやり方を教えるのか?

本ブログで扱った過去記事、・
『私たちは、性行為の方法とイメージの両方を塗り替える必要がある』(リンク)(リンク

「性」について若者たちに教える体制をこれから作り直そう考えたとき、これまで大人たちが目をつぶってきた「誰が性交そのもののやり方を教えるのか?」という問題について、避けて通ることはできないと思われます。人間の性行為は、他の動物の「本能」とは違う性質のものであり、その役割を充分に引き出すためには、先輩から教わって学習する必要があるからです。

 

以下、夏目祭子・著『なぜ、性の真実〈セクシャルパワー〉は封印され続けるのか?』から、引用します。

例えば、中米の先住文化であった古代マヤの社会では、若者が結婚してよい年齢に達する直前の年に、独身の性教育者が自分の体を使って、一対一で技術と心得とを伝授する制度があった。この性教育者は神職の一つとされていて、共同体の人々から一目置かれる存在だった。

マヤの社会の場合、まず男性神官から実技指導を受けて資格を得た、性教育担当の女性神官が、一般の男性を指導するという順序になっていた。一般の女性にはそうした実技教習はなく、やはり女性の性教育神官から、芸術的に表現されたイラストなどを交えて、知識のみ指導を受けておく。そうして、いざ結婚相手が決まったら、既に実習をうけていたい婚約者と共に、彼の教育短同社だった女性神官からの個別指導的なアドバイスを聞いた上で、お互いに満足のいく性生活を作り上げてく、という流れであった。

これは一つの例で、また別の地域の共同体では、少しずつ違ったルールで行われていと思われるが、少なくとも若者に性行為を教えるのは女性の役割、というのは自然の理にかなったことに思える。なぜなら、人が最初に肉体関係を結ぶ相手は「母親」だから。
母の膣を押し広げて外界へと転がり出て、母の乳房を愛撫し、全裸で抱き合う体験を通して、人は人を愛する心の下地を作る。
また、だからこそ、育ちあがって新たに愛する人を選び取る以前に、息子も娘も、母との肉体関係に連なる密着意識からいった、切り離されることが必要になるわけだ。

もう一つ、性行為を教えるということに関して、女性が男性に、という流れのほうがより似つかわしいことには理由がある。
女性の体に備わっている能力とは、内奥から大きな快感を産み出して、自分自身と性交中の相手との二人を丸ごとその潮に巻き込み、交わった相手に生命力を授けるところにある。
そう、実は快楽に満ちた性交を始めるスイッチは、男性にあるのではなく、女性の側にあるのだ。だから男性は、自分の体に備わっていない、女性の体の多彩な表現力を知り、その発揮のさせ方をよく学習する必要があるのだ。同時に女性も、自分の体の中でどのように快感が生まれるのかという仕組みについて、心得ておく必要がある。

マヤの性教育制度では、女性神官は実に一年近くもの期間をかけて、若者の指導を行った。つまり、それだけ人間の持つ能力をフルに発揮しての性交を実現するためには、学ぶべきことはたくさんある、ということだろう。
女性の体から、どのようにして快感を引き出して上げられるか? また、女性の欲求には、月経と関連して、高まる時期と静まる時期との周期性がある。こうした働きに素直に驚嘆し、敬意を払うことをはじめに覚えた男性は、妻に選んだ女性の体を丁寧に扱うことができただろう。そこから、夫婦の営みの好循環が生まれるのだ。

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2020年12月15日

ジェンダーフリー教育の弊害

リンクにあるように、生物史を遡ればオスとメスに分かれた理由が明確です。
また人類においては、人類初期の過酷な外圧にも生き延びることができたのは仲間の存在があってのこと。
その中でも男女間の充足や互いの能力を生かしての助け合いが生きる上で非常に大きな活力源になっていたと思われます。
生物史においても人類史においても男女が存在するのは自然の摂理であり進化の根源なのだと思います。
それに照らし合わせると、現代のジェンダーフリー教育は、大きな弊害を及ぼすものだと認識する必要があります。

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ジェンダーフリー教育の恐るべき「弊害」
リンク「日本政策研究センター」より引用)

「男らしさ・女らしさではなく、人間らしさ」は空理空論
ジェンダーフリーは子供の健全な人格を破壊し、結婚離れを加速させる。そうなれば、家族が崩壊するだけでなく、社会の崩壊にも直結する。

「男らしさ」や「女らしさ」など、男女の性差を否定・解消しようとするジェンダーフリー教育が全国各地の教育現場に浸透しつつある。例えばピカピカのランドセルを背負って今春入学した一年生たちは、「男の子が黒いランドセル、女の子が赤いランドセルというのは親や社会が勝手に決めただけ」と言われ、ランドセルの色を男女で区別するのは間違いだと教えられる。また高学年の子供たちは、教科書やテレビ番組などの登場人物について、「男子がズボンをはき、女子がスカートなのはジェンダー・バイアス(性別による偏り)があるためだ」などと教え込まれ、そうした「バイアス」に敏感になるよう要求されたりする。

このように、ジェンダーフリー教育とは、「区別は差別」という観点から、男女の一切の区別を許さない極めて偏狭な人間を作るための洗脳教育なのである。そればかりか、その推進者たちが理想とするのは雌雄同体のカタツムリであるともいわれている。つまり、日本の子供たちを男でも女でもない雌雄同体の「無性人間」に改造してしまおうというのが、ジェンダーフリー教育に秘められた目的ともいえるのだ。

これを笑い話というなかれ。現に福岡のある高校では、男子と女子が同じ教室で日常的に平然と着替えをするという驚くべき光景が見られるのだ。その多くは小学生の頃からジェンダーフリー教育を受けてきた生徒たちであるという。つまり、異性に対する思春期特有の恥じらいの感覚のなくなった子供たちがすでに出現しているわけだ。こうして本来の正常な感覚を失ってしまえば、精神的な意味での「無性人間」まではあと一歩といってもよい。

(中略)

ジェンダーフリー教育の推進者たちは、「男らしさ」や「女らしさ」などよりも、大切なのは「自分らしさ」であり「人間らしさ」であると主張する。しかし先のような林氏の見解は、こうしたフェミニストたちの主張がいかに危険きわまりない空理空論に過ぎないかを教えているといえる。結局、性差否定の教育によっては「自分らしさ」は確立できないし、そればかりか「心の病」に陥ってしまい、「人間らしさ」を失ってしまうことにもなりかねないからだ。

ちなみに氏によれば、特にこうした弊害は女子よりも男子の方が大きくなる危険があるという。「心理的に去勢されてしまい、男性の本能行動にとって必要な積極性を失ってしまう者が出てくる可能性がある。 単に本能行動ができなくなるだけでなく、男子が男らしさに欠けると、男性としてのアイデンティティーを明確に持てなくなり、自信喪失、無気力、現実逃避などの弊害が出る」というのである。

(中略)

◆男女の性差は「人類の知恵」
では、このように「百害あって一利なし」のジェンダーフリー教育に対して、われわれはどのように反撃していけばよいのだろうか。まず、何よりも必要なのは、ジェンダーフリーの考え方そのものの誤りを徹底的に国民に知らしめることである。

では、その誤りとは何か。改めて繰り返すまでもなく、ジェンダーフリーとは、「男女の性差は社会的・文化的に獲得されたもの」だとの理由によって、その性差を全てなくそうとする主張である。そこには二つの根本的な誤りがある。第一に「性差は文化や社会によってのみ出来上がる」という誤りであり、第二に「性差は悪であり、なくすべきだ」という誤りだ。
(中略)
さらに強調したいのは、男女の性差は悪であるどころか、人間社会が存続していくために絶対に必要なものであり、それは「自然の知恵」「人類の知恵」とでもいうべき実に貴重なものだという事実である。

人間を含む生物一般には雌雄の区別があり、また雌雄は精神的な態度においても対照的な性質をもっている。例えば大部分の生物において、たいていは雄の方が雌よりも積極的で攻撃的である。これはなぜかというと結局、生殖行為における積極性や外敵との戦いを、主に雄の方が担わなければならなかったからである。この意味で、生物一般に見られるこうした一種の性別役割分担は自然が授けた知恵ともいえる。これを林氏は生物が生き残るための「優れた戦略」であると指摘する。

人間の「男らしさ」「女らしさ」と呼ばれる性差は、こうした生物としての人間が生き残るための性別役割分担の一環として捉えることができる。つまり「男らしさ」「女らしさ」は、男性と女性の理想を概念化したものではあるが、根本的には人間の生存自体のために不可欠な性別役割分担をうまく機能させるために生み出されたものなのである。

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