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2010年01月12日

遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-5<私有婚家族の成立と土地の私有>

みなさん、こんにちは。
行き詰まりを見せる現在の婚姻制度=私有婚制度の成立構造を解明し、私有婚制度の本質とは何か?に迫るシリーズ『遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造』。今日は第5回をお届けします。
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第1回第2回で、母系制であった集団が、「遊牧」という生産様式故に人類史上はじめて母系制から父系制へと転換。安心基盤を失った女の不安が増大、それに応えるかたちで自集団の蓄財意識が強くなり、次第に私益的色彩が強くなってゆく流れを押えました。
第3回第4回では、父系制へ転換した遊牧部族が、共認内容も「集団私権意識」に染められていき、ついに集団の統合原理が、「力の原理」に転換し、自集団を「正当化する観念」が採用されていったこと。
この自集団の正当化観念が強化されることで、他集団への否定視が可能になり、乾燥化を契機に掠奪闘争の引き金が引かれた構造を明らかにしました。
今回は略奪闘争の下、私有婚家族が成立し、それを背景に土地が家族単位で私有されていく構造を展開します。

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2010年01月09日

平塚らいてうが目指した「女性解放」とは

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今日は、女性解放運動の先駆者として有名な平塚らいてうさんについての投稿をるいネットから紹介したいと思います。
「女は太陽」という文言や与謝野晶子さんとの母性保護論争など多くのエピソードを残した平塚雷鳥。
彼女が目指した女性解放はどんな物だったのでしょうか。
最近は「女性解放運動」という言葉自体殆ど聞かなくなりました。
戦後の女性運動はやがて単なる要求運動へと成り下がってしまいます。豊かさが実現された今、多くの人はそこに魅力も可能性も感じなくなったのが原因と思われますが、
かつて平塚が目指した女性解放の真意は何だったのでしょうか。
いま改めて振り返ってみたいと思います。

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2010年01月07日

日本語の成り立ち7~縄文語の復元

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(写真は中実遮光器形土偶(縄文晩期)、東京大学総合研究博物館からお借りしました。)
1 縄文語の復元は可能か
縄文語の復元は、日本語の方言についての比較言語学的考察が可能にしてくれる。
次の4方言を比較しその原形を復元すれば、本土縄文語の姿を取り戻すことができよう。九州の方言、関西の方言、関東の方言、東北の方言 → 本土縄文語

また琉球列島において次の比較をすれば、琉球語の祖先を突きとめることができるだろう。奄美諸島の方言、沖縄諸島の方言、宮古諸島の方言、八重山諸島の方言 → 琉球縄文語
さらに「本土縄文語」と「琉球縄文語」を比較することにより、「原縄文語」を再構成することができるはずである。
弥生語は北九州において成立し、やがて畿内に移動したという見解が有力である。そこで「北九州言語が渡来人の言語の影響を受けて弥生語となった」として九州縄文語を再現しよう。九州縄文語は琉球縄文語によってその原形をうかがい知ることができるであろう。
だが、これ以外に有力な縄文語の候補がある。まず、この辺りから手をつけていこう。
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2010年01月06日

本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類の性欲構造 まとめ>

こんにちは「人類の”性”の本質を探る」と題した本シリーズは「人類にとって性とは?」のテーマに引続き、計6回に亘って、「人類の性欲構造」について追求してきました。 😀
今回は、この「人類の性欲構造」追求のまとめを行いたいと思います。
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画像はこちらからいただきましたリンク
前回のテーマ「人類にとって性とは?」の追求によって、
『人類の性の本質=「安定と変異の両立」と言う”本能次元の性の本質”の上に、「集団の最大の活力源・共認充足源」としてのベクトルが塗り重ねられてきた』
すなわち、人類の”性”=徹頭徹尾「共認充足」の為のシステムであると言うことが解りました。
今回のテーマでは、この人類の性の本質を念頭に、人類の性欲構造について追求してきました。
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2010年01月05日

遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-4<遊牧部族の父系制転換~略奪闘争まで、集団の共認内容の変貌>

みなさん、こんにちは。
行き詰まりを見せる現在の婚姻制度=私有婚制度の成立構造を解明し、私有婚制度の本質とは何か?に迫るシリーズ『遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造』。今日は第4回をお届けします。
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写真はコチラから
第1回第2回で、母系制であった集団が、「遊牧」という生産様式故に人類史上はじめて母系制から父系制へと転換。安心基盤を失った女の不安が増大、それに応えるかたちで自集団の蓄財意識が強くなり、次第に私益的色彩が強くなってゆく流れを押えました。
第3回では、集団の「共認内容」によってはじめて本能に無い「同類殺し」が可能になることを押えました。
続いて、今回は遊牧部族が父系制へと転換し、略奪闘争(同類殺し)の引き金を引くまでの、集団の共認内容の変貌、その共認内容に迫ります。
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2010年01月04日

『始原人類の婚姻様式』のまとめ

 2009年の流行語は「草食系男子」でした。いよいよ誰の目にも『性の衰弱』が明らかになってきたわけで…。
逆に言えばそれだけ「草食・肉食系」、「婚活」等のキーワードが取り立たされているのは、自我・私権の性が行き詰まり、性が「棚上げ状態」になりつつある現状ゆえに、本源的な性の充足可能性に対する興味・関心が急速に高まりつつある表れなのではないかとも思えます。今こそ「人類本来の性・集団と性」について追求していくべきなのではないでしょうか。
これまで6回にわたり、初期人類の婚姻制を調べてきましたが、改めて様々な婚姻制を「風土⇒生産様式⇒婚姻制」の軸で整理していきます。

2009ユーキャン新語・流行語大賞。「草食系男子」で授賞したタレントの小池徹平。

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2010年01月03日

本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類の性欲構造5 哺乳類と人類の性欲構造の違い>

こんにちは。今回は人類の性欲の構造について考えてみたいと思います。
前回(http://bbs.jinruisi.net/blog/2009/12/000716.html)は、哺乳類一般の性システムとサル・人類の性システムの違いを、哺乳類における雌の排卵形式の違いに注目し、
「哺乳類一般は、自然外圧に強く支配された性システムであるのに対し、サル・人類は、共認機能により、性周期(本能)をコントロールして本能を再統合するシステムであるのではないか」
という仮説をたてました。
今回はこの仮説を検証するため、哺乳類一般の性システムと人類の性システム、性欲構造の違いに注目して、仲間と考えてみました。
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”共認の性”を実現した人類の女性
(画像はこちらからいただきましたhttp://blog.katei-x.net/blog/2009/02/000753.html
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2010年01月02日

男女系お題は社会の最基底部をなすお題

新年あけましておめでとうございます。
2009年はどのような年でしたか?
実感としてはあまりいいニュースがなかったようで、なんか世の中どんどん暗くなっているような気もします。
でも、このブログを見てくれている読者の皆さんには、記事を通じて少しでも明るい希望を感じてもらえるような記事を頑張ってUPしていきますね。 😉
ところで独身男女のみなさん、婚活してますか?
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イラストは日経ビジネスオンラインより拝借
就職活動をするように、結婚のために積極的に活動する「婚活」という言葉が、知られるようになったのは2008年3月、社会学者の山田昌弘さんとジャーナリストの白河桃子さんが共著した「『婚活』時代」が出版されてから。
マスコミでも『婚活』という言葉が流れてくるようになりましたし、2009年の流行語大賞にもノミネートされていましたね。でも…
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2010年01月01日

年始挨拶~日本語の凄さ~

皆様、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
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正月のモルゲンロートの富士 Demianさんの旅行記よりお借りしました
私たちのグループで追求してきました“日本語の成り立ち”シリーズの中間報告と今後の抱負を述べて、年始のご挨拶にしたいと思います。
応援よろしく  by岡

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2009年12月31日

実現論とは?~『みんなの統合理論』の構築~

人類がどのように誕生し、どのような外圧にどう適応し、どんな集団・社会を築いてきたか?また、その時の 性(婚姻)』とはどの様なものだったか?
ここ数年急速に進んでいる「性の衰弱」をはじめとする諸問題は、婚姻史の分析から更に一歩踏み込む事が必要です。つまり人類にとっての「性の本質」を探る追求が不可欠となっているといえます。
ここは当ブログ「知られざる人類婚姻史と共同体社会」に期待されているところでもあり、実際にもその追求は盛んに行われています。
ではその追究の基礎となっているのは何か?ですが、
それは、人類の起源にまで遡り、その原因をとことん分析、追求を重ねる事によって実現した「実現論」です。
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「実現論」とは?
より実践的・現実的な必要性から作られ、その特徴を3つにまとめると以下の事がいえます。
😀 時代の変化によって、常に改良され進化する。
😀 原因分析からはじまり、答えが出るまで原基構造を解明する。
😀 現実を生きる大衆が参加することで、より事実に肉薄できる。というものです。
では、「実現論」はどの様な積み重ねがされ、今に至っているのかを少し紹介したいと思います。
いつも応援ありがとうございます
今年最後の「ポチッ!」ヨロシクお願いします。
 
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