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2011年10月09日

【世界の各部族の婚姻形態】世界の成人儀式

 新シリーズ【世界の各部族の婚姻形態】がスタートしました。今回はその第2段です。今回はチョット横道に入って、世界の成人儀式について調べてみました。
日本で成人式といえば、一時期マスコミが「荒れる成人式」を煽っていましたが最近はどうなんでしょう。

画像はリンクよりお借りしました。
成人になるということはどういうことなのか、そんなことも考えさせられます。
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2011年10月06日

 『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』「夜這い婚って何?」

 『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』シリーズ 第一回は、「 (1) 夜這い婚って何?」です。

まず、夜這い婚の仕組みを明らかにし、現代との違いを明確にするために、女性の方に質問です。

Q1.「貴女のセックスの相手は誰ですか?」
戦後、アメリカの文化の洗礼を強く受けた日本女性の場合、既婚者なら「夫です。」未婚者なら「いません」というのが模範的な回答でした。正式な婚約者でも結婚式の前にセックスをすることはタブーでした。文字通り挙式の日の夜が「初夜」だったのです。
現代は、婚前交渉のタブーがなくなり、未婚者でも「彼とセックスしている」のが当たり前になっています。逆に既婚者でもセックスレスで、「相手がいない」という回答も増えていそうです。
では、
戦前の西洋文化の影響をあまり受けておらず、日本の文化を色濃く残した農村の女性なら、何と答えたと思いますか?
今では殆どの人が一対婚(一夫一婦)制度の中で生まれ育ち、それが当たり前のようになりましたが、一対婚制度の歴史は実はとても浅いことを皆さんご存知でしょうか。
明治以降、西洋からの近代思想により一夫一婦の考えが取り入れられ、戦後の日本国憲法によって現在の一対婚制度は法制化されましたが、庶民の間では1960年代まで夜這いの風習が残っていた地方もあります。つまり、1万6500年前の縄文時代からの日本の歴史でみると、実はほんの50年(0.3%)程度しかないことがわかります。
Q2の答は、現代とのあまりの価値観の違いに驚かれる方が多いと思いますので、まず、るいネットに紹介された、「夜這いの民俗学」赤松啓介著より下記の文章を読んで当時の雰囲気を味わってみてくだいさい。
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2011年10月04日

【男女関係の行き詰まりと可能性】~③近年の婚姻動向<婚活>

最新の男女意識を探る上で、先週は離婚の増加を取り上げました。今週は、近年、流行語にもなった「婚活」 を取り上げてみたいと思います。
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「婚活」とは、
結婚活動(けっこんかつどう)とは、結婚するために必要な行動。略称は婚活(こんかつ)。就職活動(就活)に見立てて社会学者、山田昌弘が考案、提唱した造語。言葉が初めて世に出たのは、『AERA』2007年11月5日号
ウィキぺディア-結婚活動より
にあるように、社会学者さんとジャーナリストにより取り上げられた造語のようです。同時期には“肉食女子”“草食男子”などのキーワードも流行りました。その一方で、実際人々の意識はどうだったのか?
今日は「婚活」を通して、男女意識潮流について追求してみたいと思います 😮
byさーね
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2011年10月01日

【世界の各部族の婚姻形態】世界の婚姻の印

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画像はコチラからお借りしました
いよいよ新シリーズ【世界の各部族の婚姻形態】がスタートしました
シリーズを始めるにあたり、まずは世界の婚姻形態にはどのようなものがあるのか調べてみました
現在の日本では、婚姻の証として結婚指輪を互いに送りますがそれってごく最近のことで、しかも!結婚指輪を互いに送り合うというのは世界的に見ても極めて特殊なことなんです
では一体、世界にはどんな婚姻の証を示すものがあるのでしょうか?
そしてそのようになった意味とは?
等々今回は追求していきたいと想います
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2011年09月29日

【男女関係の行き詰まりと可能性】~②近年の婚姻動向<離婚の増加>

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近年の婚姻動向を捉える為に、前回記事では<晩婚・未婚化>について扱いました。今回は<離婚の増加>を扱います。
最近は離婚と聞いても珍しいと感じる事はないと思いますが、歴史的に離婚件数を見てみると近年にかけて急増しています
離婚はいつから増えてきたのでしょうか。そして何故、急増しているのか
婚姻に関する問題は男女関係だけを見ていても、答えは出てきません。男女を取り巻く家族、地域、社会を見ないことには答えは出せないのです
現代的問題である離婚急増の原因を是非、読んでみて下さい。
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2011年09月22日

新シリーズ【日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ】~プロローグ~

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はじめまして 😀
新シリーズ【男女関係の行き詰まりと可能性】のプロローグが始まりましたが、もう1つの新シリーズ【日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ】も始めていきたいと思います
そもそも、何故これからこのシリーズに取り組むか。
結論から先に言うと、それはタイトルにもあるように、『これからの共同体社会の具体的なカタチを見つけていくため』です☆
★  ☆  ★
現在は、経済問題にしろ環境問題にしろ、社会は閉塞状況にあります。
例えば現在の世界経済は国債の発行を主力エンジンとして回っていますが、国債はいつ暴落してもおかしくない状態にあり、先進国をはじめ世界各国は市場崩壊の危機に陥っている状況です。
また、市場経済の発展に伴って発生した大量の人工物質は、自然の循環系を破壊するとともに、人類の肉体をも破壊しています。例えば、ガンの急増は体内に摂取された人工物質による突然変異である疑いがあります。
現在の近代社会(=市場社会)は、民主主義や市場主義などの近代思想に導かれて発展してきましたが、この全面閉塞が物語っているのは、近代思想が根本的に誤っていたということでしょう。つまり、近代思想に変わる新たな認識・新理論を作っていくことが、現在求められています。
その一方で現在の企業を見てみると、現実の課題を突破するために、また社内の活力を上昇させる為に、共同体的な取り組みを導入している企業が増えてきている潮流もあります。詳しくは、【ブログ:共同体の時代】を御覧ください♪
これらの企業は、現実を突破するために近代思想に捉われず、柔軟に新しい認識を作りだし実践している企業群と言えるでしょう。
つまり、現在の社会閉塞を突破していくためには、これまでの社会運動のように社会そのものを対象化するのではなく、誰もが大半のエネルギーを費やしている現実の職場を共同体化し、それら共同体のネットワークを拡げていくことが、社会を変える確かなアプローチといえるでしょう。そしてそのネットワークの中から、近代思想に変わる新たな認識が生産者自身の手によって生まれてくるのだと思われます。
少し前置きが長くなりましたが、ここからこのシリーズの本題! 日本の婚姻史を追求する意味です。

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2011年09月20日

【男女関係の行き詰まりと可能性】~①近年の婚姻動向<非婚・晩婚化>


(画像はコチラのブログからお借りしました)
近年における日本の結婚についての状況として、未婚率が上昇し非婚・晩婚化が進んでいる、また離婚率が増え続けているといった現象が挙げられると思います。
上記の潮流は現在も続いているのでしょうか?
今回は、近年の婚姻動向として、まず非婚・晩婚化の状況を押さえてみようと思います。
いつも応援ありがとうございます!

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2011年09月15日

新シリーズ【男女関係の行き詰まりと可能性】~プロローグ

みなさん、こんにちは
新しいシリーズを始めていきますよ!
あらためて当ブログをざっと読み返してみましたが、これまで扱ってきた内容は、世界各地の婚姻様式・婚姻形態、共同体社会の歴史・構造、日本人の起源や可能性などが中心で、意外に現代的な男女関係や婚姻に関する記事は少ないですね。
そこで今回の新しいシリーズでは、現在の男女関係に焦点をあてて追求してみます。
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ここ数十年の男女関係における現象やキーワードを振り返ってみると、非婚・晩婚化、離婚率の上昇、少子化、セックスレス、不倫、草食男子(肉食女子)、婚活ブーム、育メン、事実婚など、さまざまな問題があげられますが、これは男女間の行き詰まり、さらには婚姻制度に代表される私権制度の行き詰まり現象を示しており、大きな社会問題であるといえます。
なかでもセックスレスや少子化は種の存続という人類的な課題であり、きわめて大きな問題であります。
にもかかわらず、男女間の問題について徹底的に原因追求し、新たな可能性が提示されることなどは、殆どありませんでした。
それは、婚姻制自体は国家制度でありますが、その元となる性や男女関係は1対1の個人の課題と捉えられ、半ば捨象されてきたからではないでしょうか。

当ブログでもこれまでに追求を重ねてきていますが、婚姻制や性関係外圧に適応するために集団において生み出された適応様式であり、統合規範であります。また、その集団の統合力や活力度は、集団の再基底部に位置する男女間の性の活力に規定される関係にあります。その意味で、先が見えない現代の社会を考えていくうえでも、男女関係の問題は極めて大きな意味をもった課題だと捉えられます。

ところで、先にあげた現象群は一見悲観的なマイナス現象にしか見えませんが、離婚も非婚も不倫も、古く、可能性のない私権社会(集団)からの離脱現象と捉えると、それは新たな場、充足を求めての可能性現象と捉える事も出来ます。

今回のシリーズでは上記のような問題意識をもとに、主要には1970年の貧困消滅以降の男女関係の実態を押えながら、社会構造の変化、意識潮流など、様々な視点からの追求を行ない、次代の新たな男女関係や婚姻様式を探っていきたいと思います。
シリーズとしては、概ね以下のような構成で考えています。
Ⅰ 婚姻関係  
①近年の婚姻動向~非婚・晩婚化
②近年の婚姻動向~離婚の増加
③近年の婚姻動向~婚活ブームとは?

Ⅱ 性の衰弱  ④セックスレス現象
⑤草食男子、肉食女子とは?

Ⅲ 恋愛関係の変化  ⑥独占の関係から仲間関係へ
Ⅳ 子育て課題  ⑦少子化の実態と要因
⑧共同体社会の子育てとは?

Ⅵ 女子力  ⑨女発の男女関係の可能性

以上、進めながら、新たな視点も加え、組み替えていくこともあろうと思いますが、どうぞよろしくお願いします。 😉

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2011年08月27日

『中華の性文化変遷』③ アヘン戦争 ~五四新文化運動 (帝国主義の欧米文化が流入し、女性の人権解放運動へ)

こんにちは。中華の性思想変遷、今回はその3回目です。
今回はアヘン戦争から、中国社会が西洋化の方向に舵をきるその端緒となった太平天国の乱、そして 洋務運動を見て行きたいと思います。
太平天国の乱とは、清朝末期の大規模な反乱です。高校の頃、学校で習った方も多いのではないでしょうか。
下の写真は、その革命政府が発行した貨幣だそうです。
独自の通貨を発行してしまうあたり、その反乱の規模が伺えます・・・
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2011年08月27日

シリーズ「日本支配層の思想性と精神性」 第8回 ~“神国”の思想の歴史 後半~


画像はこちら(http://otona.yomiuri.co.jp/history/20090730_01.htm)からお借りしました。
みなさんこんにちは。
日本支配者層の思想性と精神性について前回の記事(http://bbs.jinruisi.net/blog/2011/08/001026.html#more
では、平安時代以前~南北朝・室町時代の神国の歴史を押さえました。
今回は、続編として戦国・安土桃山時代~戦後日本までの歴史を追っていきます 🙄
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