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2013年04月19日

「共同体社会における生産と婚姻」~その③ 日本の農業概観;農業の主役は農民か領主か?

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田染荘 画像はこちらから

「共同体社会における生産と婚姻」を追求するシリーズの3回目です。前回は、惣村の解体から近世農村への変遷と自治組織について見てきました。
今回は日本の農業を時系列的に概観し、農業のあらましを整理したい、と思います。

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2013年04月04日

【共同体の母胎は女性が生み出す充足空間】~4.みんな期待・みんな充足に溢れていた日本

前回は、未開民族をはじめ、諸外国の男女の性、男女統合について、見てみました。
今回は、日本にスポットを当てて見て行きたいと思います。
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性を肯定し、みんなで共有し、みんなの活力へと結びつけていた民族は、未開民族に限った話ではなく、日本でも地域によっては、ほんの第二次世界大戦前まで、少なくとも江戸時代まで遡れば、全国で見られます。食料が豊富で、他民族の略奪や戦争が殆ど無く外圧が緩かった日本は、(食料の確保や同類圧力をどうする?と言った)闘争課題よりも、集団の維持をどうするか?といった課題が主要なみんな課題であり、
「集団の充足⇒活力をどうする?」という統合課題があり、最基底部には性の充足があり、色んな慣習や規範(掟)が、村落共同体の中で育まれていきました。
現代、みんな期待・課題の最基底部であった、性・婚姻は、個人期待・課題となり、その分、充足も個人レベルへと閉塞していきました。
では、かつては、どうであったのか見て行きましょう。
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2013年03月29日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2‐6 「武家社会の本源性は、縄文女によって継承された」

幕末、初めて日本に来た欧米列強は、日本の支配者層である武士階級の質素・倹約ぶりに驚嘆したと言われています。
縄張りを廻る武力闘争の結果、身分による序列統合社会となったという点では、日本も西洋社会と同じです。しかし、西洋は極端な身分格差を形成するのに対して、日本は中世以降、格差の小さい社会を志向します
日本の支配者層の歴史を遡ってみると、平安時代は公家社会ですが、鎌倉時代からは武家社会に移行します。公家社会では、宮廷の中で優雅な遊びに打ち興じているのに対して、武家社会は後に武士道を生み出し、闘争規範を確立していきます。
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【公家社会】(画像引用元)            【武家社会】(画像引用元)
★同じ支配階級でありながら、この違いはどこからきているのか?
今回は、公家社会・武家社会の出自を紐解き、婚姻史の視点から「日本の共同体のカタチ」を探っていきたいと思います。
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2013年03月21日

【共同体の母胎は女子が生み出す充足空間】~3. 充足空間をみんなで共有☆

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前回記事では原始人類の集団に着目し、極限状態においては共認充足が人類の命綱であったと紹介しました。(⇒コチラ )女が生み出す充足空間があったからこそ、500万年近い極限状態で生き延びる事が出来たんですね 改めて・・・女性に感謝です
前回記事に引き続き、今回も女性が生み出す充足空間に注目しますが、極限時代以降の充足空間はどうなっているのでしょうか 今回紹介するのは主に採取生産を営んでいる集団になり南国の集団が多いです。この集団の営みを知ると、我々としては度肝を抜かれる内容もあります 🙄 みんな素直だな~と感じるのではないでしょうか それでは世界の未開部族を中心に3つのテーマで紹介していきます。

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2013年03月10日

「共同体社会における生産と婚姻」その②(後編)~農村の自治(検地と刀狩による惣村の解体から兵農分離の近世農村へ)

 「共同体社会における生産と婚姻」について、具体的な追求するシリーズ第2回目(後編)です。前編では律令制度による中央集権~荘園制度~惣村の確立までを見てきました。後編では、惣村の解体から近世農村への変遷と、その自治組織について調べていきます。

ラストサムライ」の出陣シーン
同じ集落に暮らす農民が「お見送り」。地侍のイメージはこんな感じでしょうか?(注:ラストサムライの設定は明治維新です。)
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2013年02月28日

【共同体の母胎は女性が生み出す充足空間】~2.共認充足が命綱(極限時代)

前回よりスタートした新テーマですが(前回記事はコチラ)、前回は「女の充足力」の原点が人類に進化する以前の原猿の時代に遡ることを見てきました。
今回は、サルから人類に進化した直後の原始人類の集団に着目し、女が生み出す充足空間がどのようなものであったのか(サルとの違い)、またその充足空間が集団にとってどのような位置付けであったのかを見ていきたいと思います。
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(画像はコチラからお借りしました)

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2013年02月17日

「共同体社会における生産と婚姻」その②(前編)~農村の自治(荘園から惣村へ)

 「共同体社会における生産と婚姻」について、具体的な追求するシリーズ第2回目。前回は「共同体社会をささえてきたお百姓さんの変遷」を辿ってみました。今回は「農村の自治について」調べていきます。

時代劇に出てくるの農民の印象というと虐げられているイメージが一般に浸透していますが実際はどのようなものだったのでしょうか。時代を追って検証していきたいと思います。
(画像はカムイ伝より。代官が年貢米の検査に乗じて俵から米を抜き、「量が足りない」と因縁をつけるシーン。)

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2013年02月07日

【共同体の母胎は女子が生み出す充足空間】~1.充足力の始まり

【共同体の母胎は女子が生み出す充足空間】シリーズ、第1弾です!
前回までの【共同体社会の原点(集団)を追究する】シリーズでは、
生物は全て群れをつくる(集団を形成する)ことではじめて外部世界に適応できたことを明らかにしてきました。つまり、社会を構成する原点は「集団」であり、言い換えれば生物史は「群れ(集団形成)の歴史」とも言えます。
さて今回の新シリーズでは、次代の共同体社会を考える上で、
「女の充足力」⇒「女が生み出す充足空間」に着目し歴史を振り返り、どのように充足力を獲得し、女が生み出す充足空間を母胎に集団がどのように統合されていたのか、振り返ってみようというものです。
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2013年01月12日

「共同体社会における生産と婚姻」その①~百姓の変遷

今回から新シリーズ「共同体社会における生産と婚姻」について、具体的な追求に入っていきたいと思います。
まずはその共同体についてですが、かつての共同体=村落共同体における主役を担っていたのは紛れも無くお百姓さんたちでした。 😀
しかし一口に“百姓”といっても、実はその定義は時代によって結構変わっていたようです。 またその職業も現代のように農業従事者のことのみを百姓と呼んだわけではなく、彼らは実に多様な職業についていたようです。
「共同体社会における生産と婚姻」の第一回目は、共同体社会をささえてきたお百姓さんの変遷を辿ってみたいと思います。

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2013年01月08日

【集団の母胎は女性が生み出す充足空間】~新テーマプロローグ:本来の女子力とは?

最近、女子力や女子会のように、”女子”というキーワードが普通に使われるようになってきました。かつての男女平等主義から男女同権という否定的で要求的な発想から、女子力というように肯定的な発想に転換してきたと言えます。今や、女子力を生かすことが、様々な業界,企業の活力を規定していることは、様々な成功事例もあり、実感するところが多いでしょう。
一方で、女子力という言葉そのものが一人歩きしているようで、メイクやファッションなどの表層的なところに留まっている節もあります。

「女子力」
女性の、メイク、ファッション、センスに対するモチベーション、レベルなどを指す言葉。(はてなキーワードより引用)

「ダイバーシティとは」
□女性活用□
ひとつ目は、「男女を差別する制度を撤廃すれば、あとは本人の実力や頑張りに任せるべき」という考え方で、もうひとつの誤信は、「女性には女性向きの仕事を与えてあげるのがよい」という考え方である。これらの誤信は男性だけでなく、多くの女性にも見られる。
多様性を実現したいのであれば、企業はより意識して、女性を採用し、育成し、支援しなければならない。そして、女性は自分たちが活躍するために必要な環境を堂々と主張すべきだ。また、「女性はこうである」という思い込みによってその人固有の潜在能力を見逃さないためにも、男性にも女性にも教育訓練を施すのが有効だ。
(組織開発ハンドブックより引用)

ダイバーシティは、企業や組織において多様性を実現しようという手法のようですが、充足性には遠い感じがします。
では、本来の女子力とは、一体どの当たりにあるのでしょうか。

「共同体の母胎は女性が生み出す充足空間」
共同体の推進力になっているのは認識力だけではない。その認識力を生み出す母胎となる充足空間と、それを形成する充足力こそ、全ての活力の源泉であり、類の活力も、女性社員を中心とする充足力によって生み出されている。

「今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる」
肯定視・充足と言えば、女の方がはるかに発達しているのであって、女たちを中心にして充足・肯定の空気を作り出すことが必要。女たちが充足期待の空気を作り出し、男の活力を引き出す。これが男女関係再生のカギであり、同時に企業活力を上昇させる突破口である。

本来の女子力とは、どうやら周りや集団を生かす充足性という当たりのようです。これは、男子からみても日常から実感するところですね。
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今回は、この充足性について、【集団の母胎は女性が生み出す充足空間】という新テーマで追求していきたいと思います
女子力をどのように解明していくか! 続きは

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