最近、女子力や女子会のように、”女子”というキーワードが普通に使われるようになってきました。かつての男女平等主義から男女同権という否定的で要求的な発想から、女子力というように肯定的な発想に転換してきたと言えます。今や、女子力を生かすことが、様々な業界,企業の活力を規定していることは、様々な成功事例もあり、実感するところが多いでしょう。
一方で、女子力という言葉そのものが一人歩きしているようで、メイクやファッションなどの表層的なところに留まっている節もあります。
「女子力」
女性の、メイク、ファッション、センスに対するモチベーション、レベルなどを指す言葉。(はてなキーワードより引用)
「ダイバーシティとは」
□女性活用□
ひとつ目は、「男女を差別する制度を撤廃すれば、あとは本人の実力や頑張りに任せるべき」という考え方で、もうひとつの誤信は、「女性には女性向きの仕事を与えてあげるのがよい」という考え方である。これらの誤信は男性だけでなく、多くの女性にも見られる。
多様性を実現したいのであれば、企業はより意識して、女性を採用し、育成し、支援しなければならない。そして、女性は自分たちが活躍するために必要な環境を堂々と主張すべきだ。また、「女性はこうである」という思い込みによってその人固有の潜在能力を見逃さないためにも、男性にも女性にも教育訓練を施すのが有効だ。
(組織開発ハンドブックより引用)
ダイバーシティは、企業や組織において多様性を実現しようという手法のようですが、充足性には遠い感じがします。
では、本来の女子力とは、一体どの当たりにあるのでしょうか。
「共同体の母胎は女性が生み出す充足空間」
共同体の推進力になっているのは認識力だけではない。その認識力を生み出す母胎となる充足空間と、それを形成する充足力こそ、全ての活力の源泉であり、類の活力も、女性社員を中心とする充足力によって生み出されている。
「今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる」
肯定視・充足と言えば、女の方がはるかに発達しているのであって、女たちを中心にして充足・肯定の空気を作り出すことが必要。女たちが充足期待の空気を作り出し、男の活力を引き出す。これが男女関係再生のカギであり、同時に企業活力を上昇させる突破口である。
本来の女子力とは、どうやら周りや集団を生かす充足性という当たりのようです。これは、男子からみても日常から実感するところですね。
今回は、この充足性について、【集団の母胎は女性が生み出す充足空間】という新テーマで追求していきたいと思います
女子力をどのように解明していくか! 続きは