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2013年01月05日

「共同体社会における生産と婚姻」プロローグ

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画像はコチラからお借りしました。
昨今の婚姻を取り巻く環境は、晩婚から未婚率の増加へ、そして子育ても晩婚・未婚の影響を受けて少子化が慢性的な問題になってきています
では一体このような状況はいつから始まったのか?婚姻件数で見ると、第一次ベビーブーム世代が25歳前後の年齢を迎えた1972年の年間1,099,984組を境に低下傾向にあり、2010年には700,214組と大きく減少していっています。
婚姻や子育てに対する不安が増えてきた要因には、景気の悪化や働く女性の増加、子育て支援サービスがマッチングしていない等、例を挙げればキリがありませんが、実はそれらを全て包括した根本原因があるのです。それを切開しない限り、婚姻や子育ての不安を取り除くことは出来ず、どんな政策も問題を先送りにしているだけに過ぎません!
では一体どこに根本原因があるのでしょうか
続きを行く前に応援よろしくお願いします

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2013年01月03日

【お正月 特別テーマ 日本人の可能性 第3回 共同体とおおらかな性】

新年明けましておめでとうございます。
本年も皆様にとって良い1年となりますように。よろしくお願いします。
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◆これまでの婚姻史の追求概要
私達は、約1年半前から「日本婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ」と題して、事例を交えながら日本の婚姻史を学んできました。
プロローグ~から始まったこのシリーズですが、これからの共同体の具体的なカタチを追及していくために、今後も、男女のあり方、性のあり方を日本の歴史に学び続けていきたいと思います。
一昨年は、日本の近世・近代を通じ庶民に根ざしていた「夜這い婚」を追求テーマの中心に据え、日本人に残されていた共同体性や、性を含む共認充足が、婚姻関係の根底にあったことを紹介しながら共同体のカタチを学んできました。
昨年は、さらに時代を遡り、極限時代から弥生時代における日本の婚姻形態を詳しくみてきました。常に共同体を形成していた日本人は、常に充足を求め、各時代ごとの外圧に適応した婚姻形態をカタチづくってきました。
本年は、飛鳥時代以降の歴史を学んでいく予定です。歴史追求を進める上で、この記事では、これまで約1年間の追求内容を「日本人の可能性」を軸に、一旦整理したいと思います。
応援よろしくお願いします。

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2013年01月02日

お正月特別テーマ【日本人の可能性2】日本人の資質(勤勉性・共同性・充足性)

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あけましておめでとうございます。
昨年末には衆議院選挙がありましたが、世界的な金融危機、原発問題、不正選挙疑惑まで起こしてまった統合階級(国家・御用学者・マスコミ)の暴走を止める事ができず、日本は大きな破綻リスクがますます高まっています。
これは日本だけではなく、概ね先進国共通の問題であり、どの民主主義国家も答えを出すことができていない状況です。
しかし、日本人は、国家やマスコミによる支配とは別に、世界中から賞賛された東日本大震災後の「落ち着いて相互に助け合う」対応に見られるように、自前で、助け会い、信頼できる関係(集団)を作っていく資質があり、これが、農村における共同性や世界でも稀な数百年の老舗企業の存在、1000兆を超えても暴落しない「国債」や「円」への信頼の基盤になっています。
日本は、統合階級の暴走と破綻があっても、日本人は特有の資質によって生き抜き、新しい社会を作っていく可能性があります。
シリーズ【日本人の可能性2】では、(市場経済と統合階級暴走とは別の)新しい社会を作っていく上での実現基盤となる日本人の資質を改めて紹介し、皆さんと日本人の可能性について考えたいと思います。

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2012年12月31日

特別テーマ:日本人の可能性1 ~日本人の宗教観~

あけましておめでとうございます。
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(写真は、ここからお借りしました)
昨年に引き続き、本ブログでは共同体社会と婚姻をテーマに、今後の社会を追求して行きたいと思います。
まず、お正月三ヶ日で
特別テーマ 日本人の可能性1 日本人の宗教観
特別テーマ 日本人の可能性2 勤勉性・共同性・充足性
特別テーマ 日本人の可能性3 共同体とおおらかな性
を扱います。宜しくお願いします。
本日は
特別テーマ 日本人の可能性1 日本人の宗教観  です。

昨年は、世界経済の大混乱や、領土問題(中国、韓国、ロシア)などの顕在化や、
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世界のトップ(ロシア、米国、中国、日本、韓国、)の選挙~交代などがありましたが、どの国のトップも既定路線の延長、対処療法だけで新たな路線を提示できずいました。
経済破局、地球破壊の危機を前にして、新たな路線(≒思想)が必要だと皆が感じるように成ってきました。
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その環境下で、実は、、、、、
『日本は世界に一番良い影響を与えている』
です

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2012年12月31日

宗教からみた男女関係 ~「仏教」 仏教の男女関係(おまけ) 煩悩;僧侶という特権階級

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比叡山から見た京都の夜景 画像はこちらから
仏教における男女関係。一旦は終了しましたが、今回は、おまけとして大晦日特別編心を乱す男女関係≒「煩悩」についてお送りします。

第3回、仏教では人間の欲望を煩悩とし、最も克服しがたい煩悩=欲、性欲を抑えることを薦めていることをご紹介しました。

又第4回は、原始仏教が性や婚姻を推奨しないこと、チベット仏教(密教)が性的な交合を一つの悟りとしていることなどをご紹介しつつ仏教の抱える矛盾について見てみました。

改めて、仏教では欲=煩悩についてどのように考えられているかご紹介します。

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2012年12月30日

宗教からみた男女関係 ~武力支配国家の誕生と古代宗教の登場

みなさんこんにちは。
2012年も残すところあと1日ですね。
本年、当ブログでは9月から12月末まで、【宗教から見た男女関係】シリーズとして、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教そして仏教についての分析を行いながら、それぞれの宗教における男女関係についての追求を行ってきました。
今回はそのまとめとなります。
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まとめに入る前に、ポチッとよろしく

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2012年12月15日

宗教からみた男女関係 ~「仏教」4 仏教の男女関係②仏教が抱える矛盾

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427年に建てられた世界最古の大学(ナーランダ僧院) 後期インド仏教の中心となった。

仏教における男女関係について追求しています。前回は、仏教における男女関係が戒律により厳しく戒められていること、にも拘らず日本の仏教では妻帯も珍しくなく、終には明治時代に至って表立って妻帯を認められるようにさえなる様子をご紹介しました。

この「戒めながらも妻帯する」日本仏教の有り様に、仏教そのものが男女関係において矛盾を抱えているのではないか?とお伝えしましたが、今回はこの矛盾について更に見て行きたいと思います。

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2012年12月09日

【共同体社会の原点(集団)を追究する】第15回~『集団を構成する本能・共認図解』最終回~

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早いもので、今年の1月8日にスタートした
【共同体社会の原点(集団)を追究する】シリーズも15回目を迎え、今回で最終回となります。
7回目に、それまでの“中間まとめ”として
原核単細胞生物⇒多細胞生物⇒魚類⇒両生類、爬虫類、鳥類への進化をみてきました。
そして、その後、哺乳類を探索しました。

外圧に適応する為に集団を形成してきた生物は、真猿になると大きな転換期を迎えます。それまで“本能”によって集団が形成されていたものが、共感⇒“共認”機能を獲得したことによって共認によって集団が形成されていきます。そして、それは、私たち人類に受け継がれています。
前回の 『集団を構成する本能図解』 に新たな機能が塗り重なっていく
『集団を構成する本能・共認図解』を作成しました。
続きを読む前にポチポチお願いします。

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2012年12月09日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2‐⑥~渡来人も魅かれた縄文の共認風土~

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画像はこちらからお借りしました。
前々回前回と縄文時代の男女そして集団の関係性を見てきました。
その特徴をまとめると、
①自然に恵まれた日本では、極限時代に形成された肯定視をそのままに、共認充足が関係性の基盤に。
②その共認充足を基盤に、他集団とも充足を与え合う関係へと発展。
③集団間も、集団内と同じく皆との共認充足を最大期待として統合。
④その統合の場=集団と集団を繋ぐ場がクナドであり、原初のマツリ場。
というものでした。
今回の記事では、他集団とも肯定性、充足性を発展させてきた縄文人たちの場に、略奪闘争に敗れた大陸からの渡来人がやってくる縄文後期~弥生時代を扱います。気温の低下により、生存圧力も高くなっていく状況の中で、縄文人たちは渡来人をどのように受け入れ、どのような関係を築いていったのか追求していきます。
応援よろしくお願いします♪

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2012年12月07日

宗教からみた男女関係 ~「仏教」3 仏教の男女関係①

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新しく出家したタイの若者
この人たちは男女関係を禁止されている(のでしょう)。 

シリーズで展開しています「宗教から見える男女関係」ですが、今回は仏教における男女の性について扱います。
前回「日本の僧侶はなぜ妻帯するのか」についてご紹介しましたが、少し補足をしたいと思います。
先日法事で伺った寺の住職が、「明治政府の『妻帯勝手タルベシ』で日本の仏教は堕落した」と仰っていました。何のことかと調べてみたところ、明治維新の直後明治政府は神仏分離令などの太政官布告などを発し廃仏毀釈運動を扇動していました。
これに続く明治5年「僧侶ノ妻帯ハ勝手タルベシ」という布告を出し、その結果各宗派で表立って妻帯する様になりました。その結果日本の仏教は堕落した、というのです。

その住職が言うには「『勝手タルベシ』という言い方は実に巧妙で、「好きにして良い」というほどの意味である。なぜ、このような言い方をしたのか?」、とのことでした。

こうしたことも念頭に、今回から数回、仏教における男女関係について焦点を当ててみたいと思います。

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