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2012年04月14日

【世界の神話から見える男女の性】~日本神話からは、何が見えるか?~

・各国の「神話」を分析することで、民族固有の集団特性、男女関係の特性などが掴めないだろうか?と興味を持ちました。
そこで、まず「日本国」から始めることにしました。
日本の神話といえば、「古事記」と「日本書紀」です。
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日本の男女の神々は、何を私たちに語り掛けてくれているのでしょうか。

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2012年04月05日

シリーズ【共同体の原点(集団)を追求する】5~集団を形成する本能と陸上動物にとっての外圧:両性類、爬虫類~

前回、集団を形成する本能の構造を扱いましたが、今回からは具体的に陸上の動物を扱います。
まずは両生類から見ていきます。
現在の最大の両性類「オオサンショウオ」
画像はこちらからお借りしました。リンク
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2012年03月29日

シリーズ【共同体の原点(集団)を追求する】4 ~集団を形成する本能と、陸上動物にとっての外圧

集団は本能によって形成されます。
群れを作るのも、産卵のために集まるのも、本能によるものです。
また、外圧状況が変化するとともに新たな本能が塗り重ねられていきます。
では、魚類~陸上動物が集団を形成する本能はどのように塗り重ねられていったのでしょうか?
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陸上動物の保育本能:写真は子供に餌を与えるワニです。
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2012年03月18日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2 ②「溶け合う充足の先に見た精霊」


日の出に感謝、鎮守の杜、八百万の神、植物に語りかけ・・
自然現象や万物に対しても、人を観るのと同じような存在として観ていることってありますよね。このような万物への意識の在り様や見方は人類固有のことで、とりわけ日本人には深く根付いているように思います。
人類は、サルから枝分かれした約500万年前から、文明が始まる約6000年前までの人類史99.9%の時代を、極限的な生存圧力の下で生き延びてきました。このことを前回の記事では書きましたが、前段のような意識の在り様や見方も、この時代に作られてきたものだと推察されます。
それは、縄文以前の上古代の潜象科学=カタカムナを考察した、楢崎皐月氏の認識にも現れています。

楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示すより引用
「相似象」というのは次の二つの意味がある。一つは「互いに似通ってくる性質がある」という意味である。たとえば、朱に交われば赤くなるとか、夫婦の顔がだんだん似てくる、などのように、環境に似通わせる性質があるという意味である。
もう一つは、「いろいろな現象のパターンが共通である」という意味である。たとえば、原子核の回転構造が、太陽の周りを惑星が回転する太陽系の回転構造に類似しているなどの例が挙げられる。カタカムナ人の天然に対する直観は、カムの無限世界および、宇宙球の巨大なものから、目に見えないアマ始元量の最小素粒子までを観て、そこには共通のパターンすなわち相似象があることを見抜いた。それを記してあるのが「カタカムナ文献」である。
楢崎皐月や宇野多美恵は、カタカムナ人の偉大さは、「天然に相似の象がある」ことを見抜いたことだとして、「カタカムナ文献」を勉強する会の名称に「相似象」という名前を用いた。「相似象」とは、天然宇宙のサトリということになる。

人も宇宙も全て同じ秩序構造を形成している、という万物への同一視観が、極限時代の人類の認識と思われます。
☆☆このような認識を人類がどのように獲得してきたのか?
それを今回の記事にしてみたいと思います。

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2012年02月27日

【人類婚姻史を構造化する】10~日本における恋愛観念,一対婚の広がり~

これまでシリーズにて,世界の婚姻制度の歴史的変遷を見てきました。
その中で,人類の婚姻様式を規定するのは,「皆の最大期待⇒集団や社会の統合軸」であることを軸に人類婚姻史を構造化してきました。
その結果,さまざまな外圧に適応するために,婚姻制度もみんなの期待により変化している事を確認しました。
<これまでのシリーズ1)~9)>
「1」人類婚姻史を構造化する プロローグ」
「2」極限時代の婚姻様式は男ボスを中心として首雄集中婚ではない?!」
「3」極限時代の婚姻様式「チャネリングセックス」とは?!」
「4」採取生産時代の婚姻と近親婚のタブー」
「5」採取部族の婚姻の変化~交叉婚:単位集団からの集団外の充足対象の拡大」
「6」採取部族の婚姻の変化~性の需要アンバランスが集団婚を解体に導く~」
「7」北方狩猟部族の勇士婚~洞窟から出た人類が集団に期待したもの~」
「8」略奪婚から私有婚」
「9」ルネッサンスから近代の婚姻様式:私権闘争以降,略奪婚⇒固定一対婚から,自由恋愛へ」 
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2012年02月25日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2 ①「目交い~見つめあう充足の性」

%E7%9B%AE%E4%BA%A4%E3%81%84.jpg第一章では、日本の近世・近代を通じ庶民に根ざしてきた「夜這い婚」を中心に、日本人に残されていた共同体性や、性を含む共認充足が、婚姻関係の根底にあったことを紹介しながら共同体のカタチを学んできました
「日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ」
◆夜這い婚って何?
◆夜這い婚を支える【学び】と【導き】
◆祭りにみる日本人の最大期待とは?
第二章では、歴史を更に遡り、各時代の日本の婚姻様式についてさらに詳しく見ていきたいと思います。
私たち日本人に残る共同体性は世界でも特異なものですが、各時代ごとの状況にあわせ、多様な婚姻様式を塗り重ねてきています。その多様な婚姻様式を深く見ていく中で、大転換期に直面している私たち日本人の行くすえを、歴史に学び、今後の可能性を模索していく材料にしていきたいと思います。。
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2012年02月23日

【共同体社会の原点(集団)を追求する】3~魚類:種間闘争圧力をバネに群れが進化

前回は、多細胞生物あたりの群れについて追求・分析しました。
今回は、カンブリア大爆発以降、著しい進化を遂げた魚類を中心に、共同体社会の原点(集団)を追求してみたいと思います 😮
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イワシの群れ
http://www.newsclip.be/blog/diving/?p=204
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2012年02月18日

【人類婚姻史を構造化する】9~ルネッサンスから近代の婚姻様式:私権闘争以降、略奪婚⇒固定一対婚から、自由恋愛へ

前回までのおさらい:
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(画像はこちらよりお借りしました)
これまでの人類は、狩猟系部族を中心に見てゆくと、勇士婚→勇士婿入り婚→兵士婚と移ってゆき、その後それまでの流れから一気に略奪婚へと大変換します。
つまり、兵士婚までは集団が婚姻の差配をする集団婚であったのに対し、当事者が自由に婚姻相手を決める自由婚(個人婚)へ、あるいは集団の共認のもとに婚姻を決めていた共認婚だったのが無理やり相手を奪う略奪婚へと、180°うって変わります。
■このとき人類に何が起こったのか!
それまで人類が受けていた最大外圧は、自然外圧⇒同類外圧ではあったが、その為に同じ人類同士が殺しあうことなどありませんでした。しかし、同類圧力が高まっている中で再び上昇した極限的な食糧危機のなかで、局地的に略奪闘争が勃発するや否や、共同体の破壊と共にいっきに略奪闘争の外圧が周辺に広がります。
つまり、それまでの人類の共認母体であった氏族集団が解体され、人類は一気に共認不全の圧力に晒されることになります。
これまで一貫して共認を命綱として進化してきた人類にとって、それまでの外圧を覆すような新たな最大外圧に直面することになります。
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(「イスラム教徒を虐殺するエイリアンたち」)
■新たな外圧
しかしもともと人類にとって共認は統合の為の唯一の武器である為、なんとか新たな共認を作るしかありません。したがって全面的な略奪闘争のなかではみずからも略奪集団と化するしか生きる道はなく、略奪闘争集団としての共認を形成してゆきます。
こうして人類の最大外圧は、直前までの同類圧力(=集団充足の為の共認圧力)から、略奪共認の圧力(=略奪を共認し、自らも略奪に参加するしかない)に変わって行きます。
そしてそれまでの集団婚は、略奪婚へと移り変わることになりました。
では今回はその後の人類がどの様な外圧に直面し、略奪婚がどのように変化してゆくのかを見ていきたいと思います。
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2012年02月09日

【共同体社会の原点(集団)を追求する】2~群れの中での雌雄分化の位置づけとは~

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写真はコチラ
みなさんこんにちは。【共同体社会の原点(集団)を追求する】シリーズの第2弾です
前回記事では、原初生物は群れていた いつから群れ始めた 何故群れているのか という視点で原核生物~真核生物について調べました。原核生物も真核生物も「群れ」る事で外部環境に適応してきた事がわかりました。バイオフィルムの中で共存して外部環境に適応している事実はとても興味深かったです。
いつもありがとうございます。
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2012年02月04日

【人類婚姻史を構造化する】8~略奪婚から私有婚~

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バビロン王朝 画像はこちらから

今回は牧畜・遊牧部族の婚姻形態である”略奪婚と私有婚”を取り上げます。
現在の婚姻制度は、イスラム国家や未開部族を除いてほぼ一夫一婦制(一対婚)です。
一対婚(私有一対婚)とは、これまで見てきた集団が婚姻を差配する「集団婚」とは180度異なり、当事者が自由に婚姻関係が結べ(私有婚)、但し届出できるのは一組だけ(一対婚)である様式を言います。この私有一対婚のきっかけとも言うべき婚姻様式を「略奪部族」に見ることが出来ます。

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