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2012年06月26日

【世界の神話から見える男女の性】-8~「マヤ・インカの神話」=自然を畏怖する原始部族の婚姻~

【世界の神話から見える男女の性】第8回目の今回はマヤ・インカの神話です。
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画像はこちらから
■マヤの神話とインカの神話


中南米の古代文明として有名な、マヤ、インカですが、これらはそもそも別ものです。マヤが中米メキシコ周辺、インカが南米ペルー周辺の文明です。両者に共通するのは、大航海時代にスペイン人によって征服されることと、征服以前の様子が征服後の調査によってしか解明できず(遺跡を残して人々が消滅したこと、文字や書物などの文献が少ないことなど)、多くが謎のままだということです。

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2012年06月22日

【世界の神話から見える男女の性】-7~「北欧神話」=外敵圧力を受け続けた民族の戒めの神話~

【世界の神話から見える男女の性】第7回目の今回は北欧神話です。
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オーディン(北欧を探してよりお借りしました)
北欧神話とは、キリスト教化する以前のゲルマン人が持っていた神話のうち、特にノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランド、及びフェロー諸島に伝わっていたものの総称です。(wikipedia
北欧以外の「陸のゲルマン人」たちは、早くからキリスト教化されたため、民族独自の神話や思想を示すものが残っていません。そのため「島のゲルマン人」達の北欧神話には、キリスト教化する以前の西欧人の心性、精神の源、伝統を見ることが出来るという意味において、非常に貴重な神話だといえます。
その内容は神々の物語、英雄伝説、箴言(しんげん=戒めの言葉)集で、主要には滅亡をテーマとしており、例えば自らの略奪闘争の歴史を正当化し、神々の優位性を語るギリシャ神話とは大きく異なります。
まずは北欧神話の中心民族であるゲルマン民族の歴史を押さえながら、神話の内容=民族の精神の源流に迫ってみたいと思います。

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2012年05月31日

【世界の神話から見える男女の性】-6~中国の神話(儒教と道教)~

シリーズでは、世界の国々の神話から民族特性(男女の性)を探ってきました。
【世界の神話から見える男女の性】-1~日本の神話からは何が見えるか?~
【世界の神話から見える男女の性】-2~ギリシャ神話=略奪闘争の正当化神話~
【世界の神話から見える男女の性】-3~エジプト神話=周辺国家に対抗する神権政治の宗教国家~
【世界の神話から見える男女の性】-4~メソポタミアの神話~
【世界の神話から見える男女の性】-5~古代インドの神話の源流を探る~
今回はいよいよ、東洋での四大文明・中国=「黄河文明」を扱います。
ギリシャ、エジプト、メソポタミアなど個性豊かな神話があり、多くの神々が生き生きと大衆の信仰を受けていました。
「中国神話」を調べてみたのですが、中国神話は驚くほど影が薄く、他の四大文明と神話の様子は明らかに違うのです。
どのように違うのか? それは何故なのか?
中国神話は影が薄い!?理由を追求してみました。
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2012年05月31日

【共同体社会の原点(集団)を追究する】7~集団本能の形成過程~

みなさんこんにちは。
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【写真はコチラからお借りしました】
【共同体社会の原点(集団)を追究する】シリーズの第7弾です。
「生物の集団の原点はどこにある?」を追究テーマに、生物史を遡って、これまで始原単細胞生物から鳥類あたりまでを見てきました。そこでは、生物が群れる(=集団でいる)ことで初めて生命体として外圧に適応できたところを出発点にして、その集団原本能を土台に、外圧状況の変化に対応して様々な集団本能機能を生み出し、またその機能を塗り重ねながら集団として適応してきたことが見えてきました。
次の哺乳類以降の追究を前に、今回は中間整理の意味を含めて、集団本能の形成過程を図解化してみました。生物に対する外圧状況の変化と、様々な集団本能機能の塗り重ね構造を見ていきます。
いつも応援ありがとうございます!

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2012年05月30日

日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2 ③「万物を対象に磨かれ続けた応合意識」

前回は、縄文時代以前の人類史99.9パーセントをしめる極限時代の人類(男女)のありようを考察しました。
前回の記事を引用すると、

極限時代の始原人類は、集団内の最大期待であった生存期待を充足期待さらには精霊期待へと上昇させてきました。そしてその期待に応えるべく唯一残された共認機能を先鋭化させ、その結果自然等の現実世界の背後に精霊(法則)を見、自然外圧に適応することができました。これらが実現できたのも、より共認機能を高め精霊を見た女たちと、女たちを充足に導く男たちが互いに同化し合う過程があったのだと思います。この時代の男女の在り様とは、共認機能をチャネリング回路にまで発達させ充足を得る、云わば全員婚だったのでしょう。

このように、精霊回路を獲得し自然外圧に適応したことによって、ようやく洞窟を出ることが可能となったのです。
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森の中に棲む部族
画像はこちらからお借りしました。
今回の記事では、洞窟を出た人類の外圧、最大期待、生産様式、婚姻様式を押さえる中で、縄文時代のルーツを探ります。
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2012年05月22日

【世界の神話から見える男女の性】-5~古代インド神話の源流を探る~

各地の「神話」から民族固有の集団特性、男女関係の特性を見るシリーズ、今回はインダス文明から古代インド神話の源流を取り上げてみます。
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画像はコチラからお借りしました。
一般的にインド神話とはバラモン教、ヒンドゥー教に伝わるアーリア人が侵攻して以降の神話を指しますが、今回はその更に源流を追求し、古代インドの婚姻様式を探っていきたいと思います。
続きを行く前にいつものヤツお願いします

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2012年05月14日

【世界の神話から見える男女の性】-4~メソポタミアの神話~

 各地の「神話」から民族固有の集団特性、男女関係の特性を見るシリーズ、今回はメソポタミアの神話を取り上げてみます。

【メソポタミア周辺地図】ウィキペディアより
メソポタミアといえば、四大文明の中でも最古の歴史があり、農耕の起源もここから始まったと言われています。又、世界初の暦(太陰暦)、60進法など、現代でも使われているものがあったり、聖書の大洪水、バベルの塔の逸話の元になったのではないかとされています。
そんな彼らの神話は、どのようなものだったのでしょうか?

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2012年05月05日

【世界の神話から見える男女の性】-3~エジプト神話=周辺国家に対抗する神権政治の宗教国家~

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画像はこちらから

各地の「神話」から民族固有の集団特性、男女関係の特性を見るシリーズ、今回はエジプト神話を取り上げてみます。

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2012年04月21日

【世界の神話から見える男女の性】-2~ギリシャ神話=略奪の正当化神話~

各国の「神話」から民族固有の集団特性、男女関係の特性を見るシリーズ、今回はギリシャ神話を取り上げてみます。
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■ギリシャ神話の特徴
・性表現が多い(略奪、強姦、乱交、近親相姦、獣姦、同性愛、自己愛、・・・・)
・略奪表現が多い
・ギリシャ神話をテーマにした絵画にも略奪場面が多い例えば日本神話にも性表現は多く出てきますが、どこか性に関しても大らかさを感じます。
ところが、ギリシャ神話に関しては同じ性表現にしても少し様相が異なります。
特に、強姦、獣姦、同性愛など、現代的な価値観からするとタブーであったり、アブノーマルであったりと、本源的な(自由な)性とは異なる感じがします。
そのあたりに日本人の民族性と、ギリシャ人の民族性の違いがあるかもしれません。
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今日は、幾つかのギリシャ神話の事例とギリシャ人の出自から、彼らの民族性と男女関係の特性に迫ってみたいと思います。
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2012年04月17日

シリーズ【共同体の原点(集団)を追求する】6 ~鳥類、恐竜~

前回の、シリーズ【共同体の原点(集団)を追求する】5 両生類、爬虫類~ に続いて 鳥類、恐竜を見て行きましょう。
鳥類を調べてみると、一夫一妻制が多く、なおかつ、両親で育てる種が多い というのは驚きです。
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ムク鳥
しかし、婚姻史に引きつけて
鳥類の“つがい(一夫一妻)”の例を持ち出し、現在の一夫一妻制度を正当化される事がありますが、鳥類は人類に繋がる進化の系統樹から外れているので注意を要します。(参考:リンク )
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