2011年02月02日
キリスト教の性否定観念 ~『キリスト教とセックス戦争』より~
ヨーロッパの一対婚の始まりとキリスト教の性否定観念をテーマに、これまで6回に渡り扱ってきました。前回「ローマ時代のキリスト教発生~国教化」では、キリスト教の成立からローマの国教になるまでの過程について見てきました。
引き続き今回は、キリスト教の「性否定・女否定」観念の形成過程について、『キリスト教とセックス戦争』(カレン・アームストロング著1986)を参考に見ていきたいと思います。
同著によれば、キリスト教(西方キリスト教)の女性観とは神経症的な「性否定・女否定」であり、これは他の宗教には見られない、キリスト教独特の価値観であるようです。
このようなキリスト教の「性否定・女否定」観念はどのようして形成されてきたのでしょうか?
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- posted by echo at : 2011年02月02日 | コメント (3件)| トラックバック (0)