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2010年03月29日

「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑧~強制共認と発信階級の犯罪~

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前回までの記事:
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その② ~ネットにおけるツールの進化~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その③ ~潜在思念は、ネットに収束するか?~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その④ ~変革課題VS逃避解脱~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その⑤ ~チンケな運動(要求運動の終焉)~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その⑥ ~錯誤の根は、古い武力闘争のパラダイムにある~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その⑦ ~運動信仰を捨てて、共認革命を~
に引き続き、今回もるいネットの「共認革命シリーズ」から紹介します。
シリーズ8回目は「共認革命9 強制共認と発信階級の犯罪」です。
●強制共認とは何か
●なぜ、発信階級の犯罪なのか
をポイントとして紹介します。
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2010年03月24日

日本語の成り立ち(文字編)8~ことばから文字へ~

日本語の成り立ち(文字編)シリーズ。前回は、古代中国の歴史を俯瞰しましたが、改めて甲骨文字が生まれた背景(時代状況を整理すると、
紀元前2000年代、夏族(かぞく)・殷族周族などと、夷族(いぞく)・狄族(てきぞく)などが互い対立していき、紀元前2070年頃、中国初の王朝の「夏王朝」が建てられます。夏王朝は約400年あまり続いた後、紀元前1600年頃に「殷王朝」が始まります。殷王朝では、独自の神権政治と祭政一致の体制が敷かれます。鬼神を信仰し、軍事を強化し、青銅器を製作し、甲骨文字という文字体系が編み出されます。
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殷墟の鳥瞰写真(画像引用元:拈花一笑
★古代王朝が誕生すると、何故文字が発生するのか?
今回は、ことば(音声)から文字に転換する構造について扱ってみたいと思います。

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2010年03月23日

日本婚姻史1~その7:大和時代以降の婚姻制度【嫁取婚(父系制私有婚)の登場】

みなさん、こんにちは。シリーズ「日本婚姻史1」その7をお届けします。
前回の「弥生時代後期の婚姻制度【支配層で萌芽した私婚制】」では、弥生初期に江南からの渡来人が持ち込んだ「私権意識と私権制度」、その基盤である「妻問婚」という対遇婚が、次第に拡大していく様子を見ました。
その過程は、被征服者の共同体は破壊せずに存続したまま自己の祭祀圏にくみいれたり、妻問婚を通じて相手の一族を擬制同族化し同盟氏族にするというものでした。
このように、原始から続く母系共同体が継続したことは非常に重要なポイントです。西洋での皆殺しの略奪闘争・原始共同体の徹底的な破壊とは、大きく異なります。このことが日本人の縄文体質の継承に大きく寄与たといえるのではないでしょうか。
さて、今回は、まず前回のおさらいも兼ねて「妻問婚」について整理して、部族連合の時代を経て本格的な序列統合社会=私権統合社会へと移行していく奈良時代以降の婚姻制度を見ていきます。
 
Ⅰ.妻問婚   :大和~奈良(710年~)頃まで
Ⅱ.婿取婚   :平安(794年~)から鎌倉頃まで
Ⅲ.嫁取式婚姻 :室町(1390年~)頃

の3段階の婚姻制度について、高群逸枝著『日本婚姻史』の抜粋から紹介します。
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2010年03月22日

「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑦~運動信仰を捨てて、共認革命を~

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前回までの記事:
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その② ~ネットにおけるツールの進化~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その③ ~潜在思念は、ネットに収束するか?~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その④ ~変革課題VS逃避解脱~
「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑤~チンケな運動(要求運動の終焉)~
「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑥~錯誤の根は、古い武力闘争のパラダイムにある~
に引き続き、今回もるいネットの「共認革命シリーズ」から紹介します。
シリーズ7回目は「共認革命8 運動信仰を捨てて、共認革命を」です。



●運動信仰とは何か
●なぜ、運動信仰を捨てる必要があるのか

をポイントとして紹介します。
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2010年03月21日

日本語の成り立ち(文字編)7~漢字の起源~

 『日本語の成り立ち(文字編)』シリーズ。前回は「文字以前の世界」について、古代オリエントの記号や図象を扱いました。今回は、日本語に直結する「漢字の起源」を探るべく、古代中国について追求してみたいと思います。
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・漢字学で著名な故白川静氏によると、古代の中国では、文字には「呪能」の力があると信じられており、貞ト(ていぼく:占いのこと)に使われていたのが甲骨文字である説いています。殷墟で発見された甲骨文字は5000字にのぼりますが、白川氏は更に「漢字には、文字が生まれる以前の悠然なことばの時代の記憶が残されている。」と説きます。

★文字以前の悠然なことばの記憶とは何なのか・・・!?
~以下、松岡正剛『白川静(漢字の世界観)』から中国先史時代を俯瞰します。~

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2010年03月20日

日本婚姻史1~その6:弥生時代後期の婚姻制度【支配層内で萌芽した私婚制】

初めて参加させて頂きます。今後しっかり勉強させて頂きます。
前回は、弥生時代前期の婚姻制について追求されました。今回は、その弥生時代後期から大和時代に向かう間の婚姻制について考えたいと思います。
弥生時代後期の婚姻制度を考える上で、弥生時代は何時ごろか?を考えておかなければ成りません。現在の通説では、紀元前10世紀から3世紀(邪馬台国形成前)と言われています。紀元前10世紀は、縄文時代末期から水稲(温帯ジャポニカ)導入が判明してきてます。水稲は、江南地方からの渡来人の手によって直接大陸から乃至朝鮮半島を経由して日本に流入して来たと考えられます。ただ、紀元前10世紀頃(弥生時代前期)は大陸から多くの人々は渡来せず、少数の渡来人が縄文人に受け入れられ両者が上手く融合し、縄文人の総偶婚に渡来人も順応していたのだと思います。
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〔吉野ヶ里遺跡〕

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2010年03月17日

人類の進化 7 人類の拡散と絶滅

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「人類の進化」シリーズ、これまで、
人類の進化-1  ヒトは何種類いたのか?
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/01/000736.html
人類の進化-2  2足歩行は人類を形成した主要因ではない
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/000744.html
人類の進化 3 人類進化の主要動因は過酷な生存圧力からの観念機能の発達
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/000746.html
人類の進化 4 観念機能獲得 前夜 ~猿人段階~
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/000750.html
人類の進化 5 観念機能の進化 ~言語の起源~
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/03/000759.html
人類の進化 6 ネアンデルタール人は「野蛮」だったか? 人類の生活をどう復元するか
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/03/000764.html
と、お話をしてきました。
今回で、シリーズ最終回になります。
奇跡的に生き残ったホモ・サピエンス一種が現代人となりました。
では、「なぜ原始時代20種以上登場したうちのホモ・サピエンス1種だけが生き残ることができたのか?」について紹介したいと思います。
応援よろしくお願いします。

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2010年03月12日

日本語の成り立ち(文字編)6 ~文字以前の世界 画・記号・絵文字~

シリーズ第6回目の今回は、文字の成立過程の中でも最も気になる、文字以前の歴史を追ってみたいと思います 😀
文字の歴史ってビジュアルでみるとどんな感じなの?

ということで、
人類が図象(絵・図・記号)を描き始めてから文字に至るエジプト・オリエントの約6万年間の文字系統図を、「日経サイエンス」さん風につくってみました。 

クリックで拡大♪
文字以前の時代スケールを圧縮しているので、錯覚してしまうかもしれませんが、良く見ると図象的なものを描き出してから、なんと6万年以上もの永い永~い時間をかけて、文字は生まれてきたんです 文字ができてからまだ5000年なんですね 🙄
それでは、その文字以前の歴史を追ってみましょう!
気になる方はポちっとね♪
↓  ↓  ↓

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2010年03月11日

「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑥~錯誤の根は、古い武力闘争のパラダイムにある~

前回までの記事:
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その② ~ネットにおけるツールの進化~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その③ ~潜在思念は、ネットに収束するか?~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その④ ~変革課題VS逃避解脱~
「共認運動の実現構造とネットの可能性 」その⑤~チンケな運動(要求運動の終焉)~
に引き続き、今回も「共認革命シリーズ」から紹介します。
シリーズ6回目の今回は、
「共認革命7 錯誤の根は、古い武力闘争のパラダイムにある」
を紹介しながら、社会運動、要求運動が衰退してきたのは何故かを見ていきたいと思います。
いつも応援ありがとうございます。

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2010年03月10日

人類の進化 6 ネアンデルタール人は「野蛮」だったか? 人類の生活をどう復元するか

 前回の記事では、「ヒトはいつから言葉を話し始めたのか」について扱いました。直接証拠が残らない人類の生活をどう復元する?という課題に対しては、一つ一つ分かっている事実を積み重ねて論理整合性を取っていくという作業が必要です。
今回は、「ネアンデルタール人は野蛮だったか?」という彼らの生活ぶりについて考えてみたいと思います。


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